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漢方偉人伝 永田徳本(ながたとくほん)
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「漢方偉人伝 永田徳本(ながたとくほん)」を公開しました!
「十六文先生」と呼ばれた伝説の医師――永田徳本の破天荒な生涯
牛に後ろ向きに乗り、
118歳まで生きたとも伝えられる破天荒な医師がいました。
その人物こそ、
永田徳本
です。
現代の湿布薬
トクホン
の名前の由来にもなった、伝説的名医として知られています。

当時の医学を覆した革命家
徳本が活躍した時代、医学界では
高価で複雑な薬を使う治療
が主流でした。
しかし徳本は、
「本当に効くかどうか」
を何より重視しました。

自然治癒力を重視した医学
彼が目指したのは、
人間本来の自然治癒力を引き出すこと
です。
そのため、
- 薬の種類を絞る
- シンプルな処方にする
- 誰でも使いやすくする
という実践的な医療を行いました。
この思想は後に、
「古方派」
と呼ばれる流れへ大きな影響を与えていきます。

将軍を救った名医
徳本には有名な逸話があります。
二代将軍
徳川秀忠
が重病に倒れた際、
治療に呼ばれたのが徳本でした。
彼は見事に将軍を回復させます。

褒美を断った「十六文先生」
しかし驚くべきことに、
莫大な褒美を固辞
したのです。
徳本が受け取ったのは、
普段と同じ薬代
「十六文」
だけでした。

身分で料金を変えなかった
徳本は、
相手の身分で治療費を変えませんでした。
将軍であっても庶民であっても、
同じ料金
だったのです。
この姿勢から人々は彼を、
「十六文先生」
と呼び、深く慕いました。

武田信玄との関係
さらに徳本は、
武田信玄
の侍医だったという説もあります。

戦場医学「十九方」
彼が考案した
「十九方(じゅうきゅうほう)」
は、
- 戦場でも持ち運びやすい
- 即効性を重視した
非常に実用的な処方群でした。
現代の風邪薬にも通じる発想だったと言われています。

庶民のための医学
徳本の最大の功績は、
医学を一部の特権階級だけのものではなく、
庶民にも届くものへ変えた
ことでした。

まとめ
永田徳本は、
- 実践重視の医療を行い
- 自然治癒力を重視し
- 庶民にも平等な医療を提供した
革新的な医師でした。
その思想は、現代漢方や実践医学にも通じる部分があります。
「本当に人を救う医学とは何か」
を追い続けた彼の姿勢は、
今なお多くの人々を惹きつけているのです。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
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