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下痢の症状別・東洋医学体質診断
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「下痢の症状別・東洋医学体質診断」を公開しました!
下痢のタイプで体質がわかる?――東洋医学から見るお腹のサイン
その下痢、
実は体からの大切なメッセージかもしれません。
東洋医学では、下痢の症状から
- 体質
- 内臓の状態
- 不調の原因
を読み解こうとします。
今回は、慢性と急性の下痢から分かる体質診断について解説します。

食後すぐの下痢は「脾虚証」かも
まず、長く続く慢性的な下痢についてです。
食後すぐにトイレへ行きたくなる場合、
「脾虚証(ひきょしょう)」
の可能性があります。
「脾」が弱っている状態
東洋医学でいう「脾」は、
消化吸収を担う重要な働き
を持っています。
ここが弱ると、
- 消化力低下
- 疲れやすさ
- 食欲不振
- お腹の張り
などが起こりやすくなります。

早朝の下痢は「腎虚証」
一方、
朝方に勢いよく下痢をする
タイプは、
「腎虚証(じんきょしょう)」
が疑われます。
体を温める力の低下
「腎」は、
体を温めるエネルギー
とも深く関係しています。
そのため、
- 足腰の冷え
- 朝の弱さ
- 慢性的な疲労感
を伴うことも少なくありません。

急な下痢には4つのタイプがある
次に、急性の下痢を見ていきましょう。
東洋医学では、原因によってタイプを分けて考えます。
発熱を伴う「熱証」
- 発熱がある
- 肛門が熱い
- においが強い
- ヒリヒリする
場合は、
「熱証(ねっしょう)」
の可能性があります。
体内に強い熱がこもっている状態です。

水のような便は「湿邪」
熱はないものの、
- 体が重だるい
- 水様便
- むくみやすい
場合は、
「湿邪(しつじゃ)」
が関係していることがあります。
余分な水分が体内に停滞している状態です。

温めると楽になる「寒虚証」
- お腹が冷える
- シクシク痛む
- 温めると楽になる
こうした場合は、
「寒虚証(かんきょしょう)」
が考えられます。
体を温める力が不足しているタイプです。

食べ過ぎタイプ「傷食」
もし、
- 酸っぱいげっぷ
- おならが多い
- 排便後スッキリする
- 食べ過ぎ後に悪化する
なら、
「傷食(しょうしょく)」
というタイプかもしれません。
これは、
胃腸が食べ物を処理しきれていない状態
です。

下痢は体からのメッセージ
東洋医学では、下痢を単なる症状としてだけでなく、
体質や内臓状態を映すサイン
として考えます。
- いつ起こるのか
- どんな便なのか
- 冷えや熱があるのか
- 食事と関係するのか
を観察することで、
ご自身の体質が見えてくることがあります。
長引く不調がある場合は、
無理をせず体からのサインに耳を傾けてみてください。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


