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漢方偉人伝 吉益東洞(よしますとうどう)

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「漢方偉人伝 吉益東洞(よしますとうどう)」を公開しました!

「万病の原因はたった一つ」――吉益東洞が起こした医学革命

全ての病は、
たった一つの「毒」が原因である――。

そんな大胆な説を唱えた江戸時代の天才医師が、
吉益東洞
です。

彼は、現代の日本漢方にも大きな影響を与えた革新的な人物でした。

当時の医学界は「理論」が中心だった

当時の医学界では、

  • 陰陽五行説
  • 気血水
  • 哲学的理論

など、

抽象的な理論を重視する考え方

が主流でした。

東洞は「空虚な説」と批判した

しかし東洞は、

理論ばかりで患者が救えない医学

を強く批判しました。

彼は、

「実際に効くかどうか」

こそが最も重要だと考えたのです。

『傷寒論』へ立ち返った

東洞が重視したのが、
中国古典医学書
傷寒論
でした。

彼はこの古典に立ち返り、

「古方派」

と呼ばれる流れを確立します。

「万病一毒説」という大胆な理論

その中心思想が、

「万病一毒説」

です。

病気の原因は「毒」

東洞は、

病気の原因はすべて体内の毒である

と考えました。

そして、

治療とは、
その毒を取り除くこと

だと主張したのです。

非常にシンプルですが、
当時としては極めて革新的な考え方でした。

東洞が重視したのは「実証主義」

彼が何より重視したのは、

理論ではなく結果

でした。

つまり、

本当に患者が良くなるかどうか

を最優先にしたのです。

「腹診」を体系化した

その代表的な技術が、

「腹診」

です。

お腹を直接触って診断する

東洞は、

患者のお腹を直接触り、

  • 張り
  • 硬さ
  • 圧痛
  • 緊張

などを詳しく観察しました。

漢方薬との対応を整理した

さらに彼は、

腹部の状態と、
どの漢方薬が合うか

を結びつけ、

客観的な診断法

として整理していったのです。

これは現代漢方にも強く影響を与えています。

「理論より患者を救う」

東洞の医学は、

理論を語るための医学ではなく、

目の前の患者を救うための医学

でした。

日本漢方を大きく発展させた

東洞の実証主義は、

日本独自の漢方発展に大きな影響を与えます。

後の医師たちにも受け継がれ、

現代の日本漢方医学の基礎

となっていったのです。

まとめ

吉益東洞は、

  • 「万病一毒説」
  • 腹診
  • 実証主義

によって、

日本漢方に大きな革命

を起こしました。

理論だけではなく、

「本当に効くのか」

を徹底して追求した彼の姿勢は、
今なお多くの医療者に影響を与え続けています。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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