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漢方偉人伝 山脇東洋(やまわきとうよう)

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「漢方偉人伝 山脇東洋(やまわきとうよう)」を公開しました!

日本初の人体解剖に挑んだ男――山脇東洋が切り開いた近代医学

日本の医学史を大きく変えた出来事。

それが、
一人の医師による人体解剖でした。

その人物こそ、
山脇東洋
です。

経験と実証を重視し、

「本当に正しいものは何か」

を追い求めた彼の挑戦は、
日本医学の歴史を大きく動かしました。

京都で生まれた探究心あふれる医師

山脇東洋は1705年、
京都市
の医師の家に生まれました。

彼は当時主流だった、

中国古典医学を重視する「古医方」

を深く学びます。

書物だけでは納得できなかった

しかし東洋は、

「本に書かれていることは、本当に正しいのか」

という疑問を抱くようになります。

「自分の目で確かめたい」

当時の医学界では、

古典医学書の内容は絶対視

されていました。

ですが東洋は、

「内臓の形は本当にこの通りなのか」

を、

自分自身の目で確認したい

と考えるようになったのです。

日本初の公式人体解剖「腑分け」

そして1754年。

東洋はついに、
京都所司代の許可を得て、

日本初の公式人体解剖

を実施します。

これが有名な、

「腑分け」

です。

東洋は観察と記録に徹した

東洋自身が執刀したわけではありません。

彼は、

徹底した観察と記録

に集中しました。

古典医学書との違いを発見

その結果、

従来の医学書に描かれていた内臓図には、

多くの誤り

があることを発見したのです。

これは当時としては衝撃的な出来事でした。

『蔵志』を出版

東洋は解剖の観察記録をまとめ、

『蔵志(ぞうし)』

という書物を出版します。

これは、

日本初の本格的な解剖図録

とも言われています。

医学界から激しい批判を受けた

しかし、

人体を切り開いて観察する

という行為は、

当時の価値観では非常に異例でした。

「人体を傷つけるとは何事か」

『蔵志』の出版後、

東洋は医学界から強い批判を浴びます。

「人体を切り刻むとは何事か」

という声も少なくありませんでした。

それでも日本医学を前進させた

しかし東洋の挑戦は、

後の医師たちに大きな影響を与えます。

杉田玄白らへ繋がった

特に有名なのが、
杉田玄白
たちです。

彼らは後に、

『解体新書』

を完成させ、

日本の近代医学発展へと繋がっていきます。

「実際に見る」ことを重視した男

山脇東洋が残した最大の功績は、

権威よりも実証を重視した

ことでした。

自分の目で確かめる医学

彼は、

「書いてあるから正しい」

ではなく、

「実際に見て確かめる」

という姿勢を貫いたのです。

この考え方こそが、

近代医学の入り口

となりました。

まとめ

山脇東洋は、

  • 日本初の公式人体解剖を行い
  • 『蔵志』を出版し
  • 実証医学への道を切り開いた

非常に重要な人物でした。

彼の勇気と探究心が、
日本医学を大きく前進させたのです。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
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この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
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