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漢方偉人伝 吉益南涯(よしまつなんがい)

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「漢方偉人伝 吉益南涯(よしまつなんがい)」を公開しました!

現代漢方の基礎を築いた男――吉益南涯の偉業

現代の漢方医療の基礎が、

実は江戸時代の一人の天才医師によって築かれたことをご存知でしょうか。

その人物が、
吉益南涯
です。

彼は日本独自の漢方医学を発展させた名医として知られています。

父・吉益東洞の後を継いだ名医

南涯は、

吉益東洞

の息子として生まれました。

若くして父の医学を受け継ぎ、

京都市

で名医として活躍します。

最大の功績「気血水説」

南涯の最大の功績として知られるのが、

「気血水説」

です。

人の体を構成する3つの要素

気血水説では、

人の体は

  • 気(生命エネルギー)
  • 血(血液)
  • 水(体液)

という三つの要素によって成り立つ

と考えます。

バランスの乱れが病気になる

そして、

これらのバランスが崩れることで

様々な病気が発生すると考えました。

この考え方は、

現在の日本漢方医学

にも大きな影響を与えています。

父の学説を発展させた

南涯は父・東洞の医学をそのまま継承しただけではありません。

より分かりやすく体系化

東洞の実証的な医学を基礎にしながら、

理論として整理し、

臨床で活用しやすい形に発展させた

のです。

天明の大火に遭遇

南涯の人生は順風満帆ではありませんでした。

1788年、

天明の大火

が発生します。

京都の大部分が焼失

この大火によって、

京都市街地の大部分が焼失しました。

南涯自身も被災し、

やむなく

大阪市

へ移ることになります。

大坂でも患者が殺到

しかし、

その評判は大坂でも広まりました。

避難先でも診療を求める患者が次々に訪れ、

大変な人気を集めたと伝えられています。

腹診の発展にも貢献

南涯のもう一つの重要な功績が、

「腹診」

です。

お腹から体質を読み取る

腹診とは、

患者のお腹に直接触れて、

  • 体質
  • 病状
  • 気血水の状態

を判断する診察法です。

日本独自の診断技術

この腹診は、

現在の日本漢方の大きな特徴

の一つとなっています。

南涯は父から受け継いだ腹診を、

さらに実践的で論理的な診断法へと発展させました。

現代漢方への影響

吉益南涯が残した

  • 気血水説
  • 腹診の体系化

は、

現代の日本漢方医学の基礎

として今も活用されています。

まとめ

吉益南涯は、

  • 気血水説を発展させ
  • 腹診を体系化し
  • 日本独自の漢方医学を確立した

江戸時代を代表する名医でした。

彼の理論と診断技術は、

今なお多くの漢方医療の現場で受け継がれ、

私たちの健康を支え続けています。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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