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緊張型頭痛のおすすめ漢方
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「緊張型頭痛のおすすめ漢方」を公開しました!
緊張型頭痛とは? ― 漢方で整える、つらい頭の締めつけ感
「頭が締め付けられるように痛い…」
そんなつらい症状に悩んでいませんか?
緊張型頭痛は、一次性頭痛の中で最も多く見られるタイプであり、日本人の頭痛の約7割を占めるとも言われています。
慢性的になりやすく、放っておくと生活の質を下げてしまうことも。
今回は、緊張型頭痛の特徴と、漢方による根本的な対策について解説します。

緊張型頭痛の特徴
- 頭全体を締め付けられるような鈍い痛み
- 片頭痛のようなズキズキ感は少なく、じわじわと続く
- ひどいと1週間以上続くこともある

発症年齢は、男性は20〜30代、女性は30〜40代に多いとされています。
とくに女性は肩こりや冷え、生理周期の影響も受けやすく、慢性化しやすい傾向にあります。
主な原因はストレスと筋肉の緊張
📌 身体的ストレス
- パソコンやスマートフォンの使いすぎによる前かがみ姿勢
- 肩・首まわりの筋肉のこわばり
- 冷えによる血行不良

📌 精神的ストレス
- 不安・緊張・プレッシャー
- 睡眠不足や心の疲労
精神的ストレスは脳の痛みコントロール機能を弱めることがあり、
自律神経の乱れが慢性頭痛につながるケースもあります。

緊張型頭痛に使われる代表的な漢方薬
緊張型頭痛の治療では、原因に応じた漢方薬の選定が重要です。
| 原因 | 主な漢方処方 |
|---|---|
| 筋肉の緊張・肩こり | 葛根湯、川芎茶調散、呉茱萸湯 |
| 冷えや水分代謝の乱れ | 五苓散、苓桂朮甘湯 |
| めまい・ふらつきの併発 | 半夏白朮天麻湯 |
| 精神的ストレス・不安 | 釣藤散、抑肝散、加味逍遥散 など |






症状だけでなく、体質(虚実・寒熱・気血水)や併発症状を見極めて処方を組み立てます。
鎮痛剤ではなく「体質改善」で根本から
緊張型頭痛は鎮痛剤でも一時的に緩和できますが、根本的な改善には至りません。
繰り返す頭痛や肩こり、めまいに悩まされている方には、
体質を整える漢方治療が有効です。
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この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


