お知らせ
脂肪肝の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「脂肪肝の漢方治療」を公開しました!
3人に1人が抱える「脂肪肝」
放置すると命に関わる病へ
日本の成人の約3人に1人が抱えているとされる「脂肪肝」。
一見軽く見られがちですが、放置すれば肝炎・肝硬変・肝がんなど深刻な病へと進行する危険性をはらんでいます。

脂肪肝とは?
中性脂肪が蓄積した危険な状態
脂肪肝とは、肝臓の細胞の30%以上に中性脂肪が蓄積してしまった状態を指します。
主な原因には以下のようなものがあります:
- 過度の飲酒
- 肥満
- 糖尿病
- メタボリックシンドローム
これらの要因は互いに関係しており、複数が重なることで脂肪肝のリスクは高まります。

放置するとどうなる?
命に関わる合併症の可能性
初期段階ではほとんど症状が出ない脂肪肝ですが、
進行すると以下のような合併症を引き起こすことがあります:
- 肝炎
- 肝硬変
- 肝がん
- 黄疸
- 腹水
- 食道静脈瘤
これらの症状が出るころには、すでに病状がかなり進行しているケースが多く、早期発見・早期対処が重要です。

漢方から見た脂肪肝の治療アプローチ
漢方医学では、脂肪肝の状態を体内の「湿」「熱」「瘀血(おけつ)」の乱れとして捉えます。
症状や体質に応じて、以下のような漢方薬が使われます:
- 肝臓の炎症を鎮める薬
- 脂肪の代謝を促す薬
- 肝機能を高める薬
- (女性の場合)ホルモンバランスを整える薬
患者さん一人ひとりの状態に応じたオーダーメイド処方が基本となります。

食事と生活習慣の見直しも重要
漢方治療に加えて、次のような生活改善が不可欠です:
- 脂肪分・糖分を控えた食事
- 適度な運動
- 十分な睡眠とストレスケア
- 飲酒量の制限
これらを組み合わせることで、改善効果が飛躍的に高まります。

🏠 オンラインで漢方相談を承っております
脂肪肝の症状改善には体質に合った漢方薬の選択が何よりも大切です。
西漢方薬店では、オンラインでのご相談を承っております。
まずはWEB問診票よりお気軽にご相談ください👇
📄 [WEB問診票はこちら]
https://nishi-kanpou.com/monshin
※ご住所の詳細はまだ不要です。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


