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胆石、胆のう炎の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「胆石、胆のう炎の漢方治療」を公開しました!
胆石・胆砂と漢方治療
日本人の4人に1人が抱える、見過ごされがちな体のSOS
胆石や胆砂は、日本人のおよそ4人に1人が抱えているとされる身近な健康問題です。
特に中年以降の女性に多く見られ、現代の食生活の影響が大きく関係しています。
自覚症状が軽いため見逃されやすい一方で、放置すると重篤な症状へ進行することもあります。

胆石と胆砂の違いとは?
胆石とは、胆汁の成分が固まって石のようになったものを指します。
一方で、泥状や砂状の細かい物質が胆のうにたまる場合は「胆泥(たんでい)」「胆砂(たんさ)」と呼ばれます。
胆のうは、脂肪の消化を助ける「胆汁」を一時的に蓄えておく袋のような臓器です。
しかし、脂質の多い食事や食物繊維の不足、過度のストレスなどによって胆汁の成分バランスが崩れると、
石や泥のような物質が形成されやすくなるのです。

こんな症状が出ていませんか?
— 実は胆石・胆砂かもしれません
胆石や胆砂によって、以下のような症状が現れることがあります:
- 食後の右脇腹の痛み
- 背中や肩、みぞおちの痛み
- 脂っこいものを食べた後のもたれ感
- 下痢や便秘、吐き気
これらは一見すると胃腸炎や過敏性腸症候群と間違えられやすいですが、
特に「脂肪を摂取した後に強くなる症状」は胆のうに関わる不調のサインかもしれません。

漢方による胆石・胆砂治療
— 体質に合わせたやさしいアプローチ
漢方治療では、胆石や胆砂の状況に応じて以下のような処方を行います:
- 胆石・胆砂を排出しやすくする漢方薬
- 胆のうや胆管の炎症を鎮める漢方薬
- 消化を助ける漢方薬
- 胆管を緩めて通りを良くする漢方薬
これらを患者さんの体質や症状の現れ方に応じて調整していくのが漢方の特長です。
西洋医学の治療で改善が難しかった方でも、
漢方によって改善がみられるケースが数多く報告されています。

自分に合った処方が大切です
— ご相談は専門家へ
胆石や胆砂の症状は、体質に合った漢方薬を正しく使うことで改善が期待できます。
早めの対応が、胆のうを守り、全身の健康を保つ鍵となります。
🌿 西漢方薬店では、オンラインでの漢方相談を承っております。
まずはお気軽にご相談ください。
📄 [WEB問診票はこちら]
https://nishi-kanpou.com/monshin
※ご住所の詳細はまだ不要です。症状の内容だけでもかまいません。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


