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アトピー性皮膚炎の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「アトピー性皮膚炎の漢方治療」を公開しました!
10人に1人が悩むアトピー性皮膚炎 ― 現代における漢方からのアプローチ
若者に急増する皮膚トラブルの背景とは?
現代社会では、10人に1人の若者がアトピー性皮膚炎に悩んでいるとされています。
この疾患は、かゆみのある湿疹が慢性的に繰り返される皮膚トラブルで、
多くの場合、乾燥肌やアレルギー体質を背景に持っています。

漢方が捉える「湿」と「燥」の2つのタイプ
漢方医学ではアトピー性皮膚炎を大きく2つに分類します:
- 湿タイプ:汗疹のようなジクジクした症状があり、真菌感染を起こしやすい。特に夏場に悪化。
- 燥タイプ:乾燥によるカサつきが主体で、冬場に悪化しやすいのが特徴。
このように季節や体質による違いを見極めることが、治療の第一歩になります。

アトピーの原因とリスク要因
アトピー性皮膚炎の発症には、遺伝的な体質と環境要因が複雑に絡み合っています。
近年では、妊娠中の過剰な糖分摂取が、生まれてくる子供のアトピー発症リスクを高める可能性も指摘されています。

ステロイド治療の限界と副作用
一般的な治療として使われるのは:
- ステロイド外用薬
- 抗アレルギー薬
ですが、長期使用による副作用(皮膚の薄化や眠気など)が問題視されています。

体質に合わせて根本から整える漢方治療
漢方では、体質に合わせた処方と食事養生を組み合わせて治療を進めていきます。
このアプローチは即効性こそないものの、根本改善を目指せるのが大きな特徴です。
実際の例では、3ヶ月から半年程度の治療で症状が大きく改善するケースも多数報告されています。

漢方相談は西漢方薬店へ
漢方薬は体質に合ってはじめて効果を発揮します。
「市販薬では改善しなかった」「長く付き合う症状を根本から治したい」
そんな方は、漢方の専門家に一度ご相談ください。
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あなたに合った漢方を一緒に見つけていきましょう。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


