お知らせ
メニエール病の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「メニエール病の漢方治療」を公開しました!
回転性めまいや耳鳴りに悩む方へ──メニエール病と漢方治療の可能性
日常生活に支障をきたす「回転性めまい」と「耳鳴り」
近年、回転性のめまいや耳鳴りに悩まされるメニエール病の患者が増えています。
この病気は一度発症すると日常生活に大きな支障をきたすことがあり、
本人の生活の質(QOL)を大きく低下させてしまいます。

メニエール病とは?原因と症状
メニエール病は、内耳にある内リンパ液が過剰に溜まることで発症する病気です。
年間で10万人あたり15~20人が発症するといわれており、性別による差はありません。
主な症状:
- 30分~数時間続く回転性のめまい
- 耳鳴り(主に低音)
- 難聴
- 吐き気・嘔吐 など
特にめまいと耳鳴りは患者にとって大きなストレス要因であり、
繰り返す発作に不安を感じる方も少なくありません。

西洋医学での課題と、漢方が注目される理由
西洋医学では、明確な原因が特定されにくく、
薬物療法や生活指導が中心となりますが、根本的な治療には至らないケースも多いのが現状です。
そこで注目されているのが、漢方医学のアプローチです。
漢方では「水滞」として捉える
漢方では、メニエール病のような症状を
「水滞(すいたい)」=体内の水分の巡りが滞った状態と考えます。
現代社会の背景が「水滞」を引き起こす
- エアコンによる冷え
- 運動不足
- 過剰な水分摂取
- 長時間のデスクワーク
- 慢性的なストレス
これらが体内の「水」の流れを悪くし、内耳に水がたまる状態を招いていると考えられます。

実際の漢方治療例と効果
実際の治療例では、
- ストレスを軽減する漢方薬
- 水の巡りを良くする漢方薬
を組み合わせることで、めまいや耳鳴りが改善したケースが多数報告されています。
服用期間は個人差がありますが、1~3ヶ月ほどの服用で症状が軽減し、
中には**発作が完全に治まった(完治に近い)**という報告もあります。

体質に合わせた処方が効果を左右する
漢方薬は、体質に合ってこそ効果を発揮します。
メニエール病に似た症状でも、体質や生活習慣によって処方は異なります。
ご相談は、西漢方薬店へ
西漢方薬店では、オンラインでの漢方相談を行っております。
「めまいや耳鳴りが辛いけど、どの漢方を選べばいいかわからない」
そんな方も、一人ひとりの症状と体質に合わせて丁寧にアドバイスいたします。

不調を抱えたまま我慢せず、まずはご相談ください。
「もしかしてメニエール病かも?」と思った方も、
「ずっと耳鳴りが治らない…」とお悩みの方も、
あなたに合った漢方治療がきっと見つかるはずです。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


