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お知らせ

突発性難聴の漢方治療

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「突発性難聴の漢方治療」を公開しました!

突発性難聴と漢方治療の可能性 〜ストレス・血流・老化の三側面からアプローチ〜


ある日突然、片耳が聞こえにくくなる――

「朝起きたら、片耳がまったく聞こえない」
「耳鳴りとめまいがひどくて、まっすぐ歩けない」

このような症状に心当たりのある方は、突発性難聴を疑う必要があります。

突発性難聴は、ある日突然、片耳の聴力が低下する原因不明の病気です。
年間3万〜4万人が発症し、特に50代前後での発症が多いとされています。


ステロイド治療でも改善しないことがある

病院では、突発性難聴に対してステロイドや血管拡張薬などの西洋薬治療が行われるのが一般的です。
しかしながら、

「薬を飲んだけれど、回復しない…」
「病院ではもうできることがないと言われた」

という方も少なくありません。

そのような方にとって、漢方治療は新たな希望の道となる可能性があります。


漢方では3つの原因に分けて考える

漢方医学では、突発性難聴の発症メカニズムを以下のように捉えます:

  1. 自律神経の乱れ
     ストレスによって交感神経が過度に緊張し、内耳の血流が低下。有毛細胞がダメージを受けます。
  2. 血流の悪化
     全身の「気血」の巡りが悪くなることで、耳への血流も滞り、聴力が落ちる原因に。
  3. 老化による機能低下(腎虚)
     加齢によって腎精が不足すると、耳の働きも弱くなるとされています。

これらの原因を見極め、それぞれに対応した体質別の漢方薬を処方するのが漢方の治療法です。


季節の変わり目・梅雨時期は要注意

突発性難聴は、気圧の変化にも敏感です。
とくに梅雨や季節の変わり目には、自律神経が乱れやすく、
発症・再発のリスクが高まります。

「疲れがたまっている」
「最近ストレスが多い」
「なんとなく耳が詰まった感じがする」

そんなときは、早めに体の声に耳を傾けてあげることが大切です。


西漢方薬店ではオンライン漢方相談を受付中です

突発性難聴は、早期発見・早期治療が鍵となる病気です。
「治らないかもしれない」とあきらめる前に、
あなたの体質に合った漢方薬で、耳と体のバランスを整えてみませんか?


漢方薬は、体質に合ってはじめて効果を発揮します。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか、
ぜひ漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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