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慢性腎臓病の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「慢性腎臓病の漢方治療」を公開しました!
慢性腎臓病と漢方治療 ― 透析を防ぐためにできること
現在、日本では約1,330万人が慢性腎臓病(CKD)に悩まされているといわれています。
一度低下した腎機能は西洋医学的には回復困難とされていますが、漢方治療では改善が見られるケースも報告されています。

慢性腎臓病の原因
慢性腎臓病の根本は 腎臓の炎症 にあります。
この炎症によって糸球体や尿細管の細胞が傷つき、機能が低下していきます。

漢方治療の基本方針
- 炎症を取る漢方薬
- 腎臓の炎症を鎮めることが第一歩。
- 症状に応じた追加治療
- むくみ → 水分代謝を整える漢方薬
- 貧血 → 血を補う漢方薬
- 糖尿病や高血圧の合併 → それぞれに対応する漢方薬を併用

早期治療の重要性
血液検査で クレアチニン値が5を超えると透析リスクが高まる とされます。
その前段階で治療を始めることが、腎機能を守るためにとても大切です。

漢方治療の特徴
- 病院治療が「現状維持」を目標とするのに対し、
漢方治療は腎機能の回復を目指した根本治療 が可能。 - 透析直前の方でも改善例があり、生活の質を保つ希望につながります。

👉 漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか、ぜひ専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


