お知らせ
肺疾患の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「肺疾患の漢方治療」を公開しました!
西漢方薬店のオンライン漢方相談 ― 呼吸器症状への新しいアプローチ
西漢方薬店では、肺や呼吸器の不調に対して 現代医療とは全く異なる視点 からアプローチを行っています。
咳喘息、気管支拡張症、COPDなどの病名にとらわれず、実際に出ている症状 を重視して治療方針を立てるのが特徴です。
症状別アプローチ
- 黄色い痰
肺の炎症や細菌感染が疑われるため、炎症を取る漢方薬や菌を除去する漢方薬を用います。 - 透明な痰
アレルギーや鼻水が原因のことが多く、体を温めたり水の巡りを整える処方で対応します。 - 痰を伴わない咳
気管支の炎症が原因。特に風邪の後に咳だけが長引く場合に多く見られます。 - 息切れ
肺の機能低下や硬化を考慮し、炎症を取り除きつつ肺の硬さを改善する漢方薬を選びます。 - 血痰・喀血
血管の脆弱性による破れが原因。血管を強化し、血流を改善する治療を行います。
治療の指標となる検査値
- CRP:炎症の程度を示す重要な数値
- 白血球:免疫状態の確認に使用
- KL-6:間質性肺炎の進行度を測る指標
これらの検査値を参考に、患者さんの状態に応じた漢方治療を進めていきます。

食事療法の工夫
- 避けたいもの:ビール、コーヒー、唐辛子、もち米、脂もの、白砂糖、乳製品、小麦粉
- 取り入れたいもの:納豆・味噌・漬物などの発酵食品
- 基本方針:和食中心の食事と適度な運動で、炎症を抑え体質改善をサポート
まとめ
西漢方薬店では、患者一人ひとりの症状や体質に合わせて処方を組み立て、
西洋医学とは異なる角度から呼吸器疾患を改善 へと導きます。
漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。
👉 自分の症状にどのような漢方薬が合っているか、ぜひ専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


