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お知らせ

鼻疾患の漢方治療

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「鼻疾患の漢方治療」を公開しました!

鼻の不調と漢方医学 ― 花粉症から副鼻腔炎まで

現代の日本では、実に 2人に1人以上が花粉症に悩まされている といわれています。
さらにアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、蓄膿症といった鼻の病気に加え、コロナ後遺症やPM2.5の影響もあり、鼻の不調はますます複雑化しています。

西漢方薬店のアプローチ

当店では「病名」ではなく、実際に出ている 症状そのもの を重視して漢方治療を行っています。

代表的な症状と漢方の考え方

  • 透明な鼻水
    → アレルギー反応や体の冷え、水の巡りの悪さが原因。
    → 体を温める薬、水の流れを整える薬を使用。
  • 黄色い鼻水
    → 鼻の炎症や細菌感染の可能性。
    → 炎症を取る薬、菌を除去する薬を選択。
  • 強い鼻詰まりで眠れない
    → 血管が拡張しやすい体質なら血管を収縮させる薬を、
    鼻茸やポリープが原因なら塊を除く薬を使用。
  • 後鼻漏(鼻水が喉に回る)
    → 痰の色や鼻茸の有無によって処方を変える。

放置のリスク

慢性的な鼻症状は 嗅覚障害・味覚障害、中耳炎、歯の痛み などにつながるため、早めの改善が大切です。

食生活と体質改善

漢方では「食と生活習慣」も治療の柱です。

  • ❌ 控えるもの:体を冷やすビールやコーヒー、炎症を悪化させる唐辛子・脂もの・白砂糖
  • ⭕ 取り入れるもの:発酵食品を中心に、和食を基本とした食事
  • 🚶 適度な運動も体質改善に有効

まとめ

鼻の症状は一人ひとり原因が異なるため、 オーダーメイドの処方 が改善の鍵となります。
漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。

👉 西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談を行っています。
「自分の症状にはどの漢方薬が合うのか?」ぜひ専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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