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お知らせ

自律神経失調症の漢方症例

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「自律神経失調症の漢方症例」を公開しました!

【症例報告】65歳女性、自律神経失調症を克服した漢方治療の力

今回は、長年にわたり自律神経失調症に苦しんでいた 65歳女性の症例 をご紹介します。

長年続いたつらい症状

患者さんは、気分の落ち込み、全身の倦怠感、不眠といった症状に長く悩まされていました。
病院での治療や睡眠薬に頼る生活が続いていましたが、改善は見られず、生活の質も大きく低下していました。

西漢方薬店でのアプローチ

ご相談後、体質を見極めたうえで、

  • 精神を安定させる漢方薬
  • 体力をつける漢方薬

2種類の処方 を行いました。

改善の経過

  • 1か月目:大きな変化はなく、不安感がわずかに軽減
  • 3か月目:体力回復を実感し、食欲も増加
  • 半年後:夜間に睡眠薬を使わず眠れる日が増加
  • 1年後:体調が大幅に改善し、睡眠薬にほとんど頼らない生活へ

患者さんは当初、苦い漢方薬を嫌がっていましたが、少しずつ慣れ、継続により症状改善を実感されました。

生活習慣の変化と完全な克服

現在では、毎朝のラジオ体操を習慣とし、規則正しい生活を送れるようになっています。
不眠、食欲不振、意欲低下といった症状はすべて解消しました。

症例が示すこと

自律神経失調症では、服薬初期に効果を感じにくいこともあります。
しかし、 継続することで急激に改善が訪れるケースが多い のです。
この症例は、漢方治療の持つ大きな可能性を改めて示す貴重な事例といえるでしょう。


西漢方薬店では、患者さん一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイドの処方を行っています。
漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか、ぜひ専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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