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お知らせ

首、肩の痛みの漢方症例

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「首、肩の痛みの漢方症例」を公開しました!

【症例紹介】3年間続いた頭痛・肩こり・めまいが改善した37歳男性のケース

今回は、病院で「異常なし」と診断されたにもかかわらず、不定愁訴に悩み続けた男性 の症例をご紹介します。


◆ 患者様の背景

  • 37歳男性
  • 3年前から不定期な頭痛・肩こり・首の痛み・倦怠感・めまいが持続
  • 病院では異常が見つからず、改善策が見つからないまま日常生活に支障

◆ 漢方相談と経過

▶ 初回相談

「自律神経の乱れ」が原因と考えられ、自律神経を整える漢方薬 を処方。

服用1ヶ月後

  • 首や肩の痛みが軽くなる
  • 倦怠感が減少し、朝の目覚めが楽になる

▶ 2ヶ月後

症状の改善が見られたため、筋肉の緊張を和らげる漢方薬 を追加。

  • 頭痛・めまい・肩こりが大幅に軽減
  • 体調が安定し、仕事にも集中できるようになる

▶ 4ヶ月後

  • 頭痛とめまいはほとんど消失
  • 体全体のバランスが整い、減薬を提案

▶ 8ヶ月後

  • 不定愁訴はほぼ消失
  • 自律神経を整える漢方薬を少量継続中
  • 「以前の生活に戻りつつあります」との喜びの声

◆ 考察

この症例は、「検査では異常なし」とされる不定愁訴 に対して、漢方薬が有効であった一例です。
東洋医学では、こうした症状を「気・血・水」のバランスの乱れとして捉えます。

漢方では、

  • 症状ごとに薬を出すのではなく、
  • 体全体のバランス(体質)に合わせて処方する ことで、根本的な改善を目指します。

◆ まとめ

同じ「頭痛」でも原因が違えば処方も異なります。
不定愁訴の背景にある体質を正確に見極めることで、症状の根本改善につながるのが漢方の強みです。

👉 漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか、ぜひ専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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