お知らせ
肩こり、首こり、頭痛の漢方症例
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「肩こり、首こり、頭痛の漢方症例」を公開しました!
【症例紹介】52歳女性 ― 頭痛薬が手放せなかった首こり・肩こりが漢方薬で一日で改善
今回は、長年の肩こりと首こりに悩まされていた52歳女性が、
漢方薬で劇的に改善した実際の症例をご紹介します。

◆ 頭痛薬が手放せなかった日々
患者さんは、もともと肩こりが強く、
1か月前から首のこりとそれに伴う頭痛が悪化していました。
毎日のように頭痛薬を服用しなければならず、
「薬が切れるとすぐに頭が締めつけられるように痛む」という深刻な状態でした。

◆ オンライン漢方相談で導かれた処方
オンライン相談の結果、
原因は血流の滞り(瘀血)と冷えによる筋緊張と判断。
肩こりを和らげ、血の巡りを整える漢方薬を14日分処方しました。

◆ 服用翌日に起きた劇的な変化
驚くべきことに、服用を始めた翌日、
患者さんから次のような報告が届きました。
「ウソみたいですが、本当に次の日から首の痛みがなくなり、
頭痛薬を飲む必要がなくなりました。」
半信半疑で始めた漢方治療でしたが、
翌日には首こりと頭痛が消失。
長年の不快症状から一気に解放された瞬間でした。

◆ 改善後の経過
1か月目に一時的な痛みが2回だけ再発したものの、
その後は安定し、1か月半以降は完全に痛みが消失。
治療では、症状の改善にあわせて
漢方薬の量を段階的に減らしていきました。
- 満量 → 7/10量 → 5/10量 → 3/10量 → 2/10量
と慎重に減薬し、6か月半後に完全終了。
「毎日頭痛薬を飲んでいたのがウソみたいに、今は何ともありません。」
と、患者さんからは喜びの声が寄せられました。
◆ 肩こり・首こりが改善しやすい理由
肩こりや首こりは、腰痛や膝痛と違い体重負荷が少ないため、
血流改善の効果が現れやすい部位といわれています。
近年、テレワークによる長時間のデスクワークが増え、
このような症状を訴える方が急増しています。
漢方治療では、冷え・血流・自律神経の3つを整えることで、
根本的な改善を目指すことが可能です。

◆ まとめ
この症例は、
「肩こり・首こり・頭痛はもう治らない」と諦めていた方にとって、
大きな希望となる実例です。
👉 漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか、ぜひ専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


