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デリケートゾーンの痒みの漢方症例
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「デリケートゾーンの痒みの漢方症例」を公開しました!
デリケートゾーンの激しい痒みが改善した34歳女性の症例
皮膚科でも治らなかった深刻な痒み
34歳の女性は、長年にわたってデリケートゾーンの強い痒みに悩まされていました。
掻きむしった部分が傷になり、粘膜が切れて痛みを伴うほどの状態でした。
皮膚科や産婦人科を受診しても改善が見られず、心身ともに疲弊していたところ、最後の希望として西漢方薬店のオンライン漢方相談を受けられました。

初回相談と処方の方向性
初回の漢方相談では、皮膚の痒みを鎮める処方と、陰部搔痒症に対応する処方の2種類を組み合わせました。
体質と症状の両面から調整することで、局所の炎症と体内のバランスを整えることを目指しました。

服用開始後の経過
服用開始から5日目には、昼間の痒みがかなり軽減。
ただし、夜間は無意識に掻いてしまうことがあり、まだ安眠できない日も続きました。
しかし、14日目には明らかな改善を実感し、患者さんご自身から追加処方を希望されるほどの効果が見られました。
1か月後には痒みの頻度が減少し、突発的な強い痒みだけが時折残る状態に。
そこで、体調に合わせて漢方薬を8割量に調整しました。

改善の進行と減薬
2か月目には、夜間に痒みで目覚めることがほとんどなくなり、
3か月目には全体的に安定した状態となりました。
その後、6割量まで減薬しながらも良好な経過を維持。
最終的に5か月後には「特に問題なく過ごせています」との報告をいただき、漢方薬の服用を終了することができました。
患者さんの声
患者さんは、「親身になって相談に乗ってくれる先生がいるだけで、精神的に救われた」と語ってくださいました。
オンライン漢方相談という新しい形の治療が、デリケートな症状に対しても有効に働くことを示した貴重な症例です。
西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


