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お知らせ

嗅覚障害・味覚障害の漢方症例

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「嗅覚障害・味覚障害の漢方症例」を公開しました!

コロナ後遺症による嗅覚・味覚障害が、わずか1回の服用で回復した70歳女性の症例

コロナ感染後に続いた嗅覚・味覚の喪失

70歳の女性は、高齢者施設で働く中で新型コロナウイルスに感染しました。
発熱が1週間続いた後も、嗅覚と味覚がまったく戻らず、食べ物の匂いも味も感じられない状態が続いていました。
「何を食べても無味無臭で、食べる意欲が湧かない。
このまま一生匂いを感じられないのではないかと思うと、生きた心地がしなかった」と語られています。

不安の中、オンラインで西漢方薬店の漢方相談を受けることを決意されました。

漢方薬服用後に起きた驚くべき変化

初回相談では、鼻の通りを改善し、嗅覚機能を回復させる目的で漢方薬を処方しました。
昼過ぎに届いた薬を1回服用したところ、思いがけない変化が訪れました。

15時頃に食べた握り寿司の魚の匂いを微かに感じ、
「もしかして匂いが戻ってきた?」と驚いたそうです。
その後、18時に2回目を服用するとソフトクリームの匂いを感じ、
20時には揚げ物の匂いがはっきりとわかるようになりました。

わずか1回の服用で嗅覚が戻り始め、たった数時間のうちに劇的な変化が見られたのです。

継続服用による完全回復

その後も7日間の服用を続けた結果、嗅覚と味覚の9割が回復しました。
さらに、残っていた咳と痰の症状も同じ漢方薬を2〜3日追加で服用することで完全に解消。
嗅覚・味覚ともに正常な状態へと戻りました。

体質に合った即効性のある漢方薬の力

漢方薬には、体質をじっくり整えるタイプと、即効性が期待できるタイプがあります。
今回は、後者の即効性のある漢方薬が患者様の体質にぴったり合ったことで、短期間での回復につながりました。

患者様は「普通に食事を楽しめることが、これほど幸せなことだと改めて感じた」と語られています。
この症例は、漢方の持つ即効的かつ的確な治療力を示す貴重な一例です。


西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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