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あなたの体と季節の関係?「五臓」の仕組みを1分半で解説!
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「あなたの体と季節の関係?「五臓」の仕組みを1分半で解説!」を公開しました!
五臓には「繁忙期」がある
― 季節と体調の深い関係 ―
あなたの体の中に、
まるで会社の部署のように**忙しくなる時期(繁忙期)**を持つ臓器があることをご存知でしょうか。
東洋医学では、人体の主要な働きを
**「五臓」**という概念で捉えています。
五臓とは、
肝・心・脾・肺・腎 の5つ。
しかしこれは、単なる内臓の名称ではありません。

五臓は「機能のチーム」
東洋医学における五臓は、
それぞれが役割・感情・季節・自然界と深く結びついた
「機能のチーム」と考えられています。
さらに五臓は、体の位置関係によって
陰と陽に分けられます。
- 胸に位置する 心・肺 → 陽
- 腹部に位置する 肝・脾・腎 → 陰
ただし、これは単純な二分ではありません。
陰と陽は相対的で流動的なもの。
体調や環境によって、そのバランスは常に変化しています。

五臓には担当する「季節」がある
五臓を理解するうえで、
とても重要なのが 季節との対応関係 です。
肝 = 春(木)
- 新しい芽吹きの季節
- エネルギーが上へ外へ向かう
- 肝が過剰になると、イライラ・目の疲れ・緊張が出やすい
心 = 夏(火)
- 活動のピーク
- 血流・精神活動が活発
- 不眠・動悸・ほてりが出やすい
肺 = 秋(金)
- 乾燥の季節
- 呼吸・皮膚・免疫に影響
- 咳・鼻・肌トラブルが起こりやすい
腎 = 冬(水)
- 蓄える季節
- 生命力の土台
- 冷え・疲労・腰や膝の不調が出やすい
脾 = 土用(土)
- 季節の変わり目
- 消化吸収・体力調整の要
- 食欲不振・だるさ・むくみが出やすい

季節の変わり目は「決算期」
この仕組みは、
会社の経理部が決算期に忙しくなるのとよく似ています。
- 春は肝がフル稼働
- 夏は心が忙しい
- 季節の変わり目は脾に負担が集中
どんなに優秀な部署でも、
繁忙期が続けばミスやトラブルが起きやすくなります。
体も同じです。

季節を知ることは、最高の予防医学
「今の不調は、季節の影響かもしれない」
そう気づくだけで、
- 無理をしすぎない
- 食事や睡眠を調整する
- 早めにケアする
といった賢い体調管理が可能になります。
東洋医学は、
症状が出てから治す医学ではなく、
乱れやすい時期を知って守る医学なのです。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか、
漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


