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東洋医学の「女子胞」解説
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「東洋医学の「女子胞」解説」を公開しました!
女性の健康を支える要
東洋医学で考える「女子胞」とは何か
もしもあなたが女性の健康について深く知りたいなら、
女子胞(じょしほう) という言葉は避けて通れない最重要キーワードです。
今日は東洋医学の観点から、
女性の体調管理の要となるこの臓器の仕組みを紐解いていきましょう。

女子胞とは何を指すのか
まず結論から言うと、
女子胞とは現代医学でいう 子宮や卵巣などの生殖器系全体 を指す言葉です。
その最大の役割は二つあります。
一つは 月経を起こすこと
もう一つは 妊娠を成立させ、赤ちゃんを育てること です。

気と血が満ちて、はじめて女子胞は働く
東洋医学では、
女性の体が成熟し、
- 気(き)というエネルギー
- 血(けつ)という栄養
この二つが十分に満ちることで、
はじめて女子胞が本来の機能を発揮し始めると考えられています。

女子胞は単独では動かない
では、この女子胞はどのように働いているのでしょうか。
実は女子胞は、
単独で動いているわけではありません。
全身のネットワークに支えられて、
はじめて正常に機能しています。
衝脈と任脈という重要なルート
特に重要なのが、
- 衝脈(しょうみゃく)
- 任脈(にんみゃく)
という二つの経絡のルートです。
これらは気血を運ぶ主要なパイプラインであり、
胃、肝臓、腎臓といった内臓とも深く連携しています。
内臓が元気に働き、
この二つのルートが充実してはじめて、
女子胞へ十分な栄養が届き、正常な生理周期が保たれるのです。
不調はエネルギー供給不足のサイン
逆に言えば、
- 気血が不足する
- 内臓の機能が乱れる
- パイプラインが詰まる
このような状態になると、
途端に不調が現れます。
月経不順や無月経といった症状は、
まさに 女子胞へのエネルギー供給が滞っているサイン だと言えるでしょう。
年齢とともに訪れる自然な変化
また、年齢とともに気血の量は自然と変化します。
そのため、
49歳前後でこのシステムが役割を終え、
閉経を迎えるのも自然な流れとされています。
これは異常ではなく、
体の役割が次の段階へ移行する過程です。
妊娠中の女子胞の役割
妊娠中において、女子胞は
胎児を守り育てるための 特別な宮殿 となります。
お母さんの体から絶えず気血を受け取り続け、
赤ちゃんの成長を支えています。
女子胞を健やかに保つために
つまり、
- 日頃から胃腸を整えること
- 気と血をたっぷりと蓄えておくこと
これこそが、
女子胞を健やかに保つ一番の近道なのです。
西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


