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東洋医学「聞診」声の診断術
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「東洋医学「聞診」声の診断術」を公開しました!
声に現れる体からのサイン――東洋医学の「聞診」とは
あなたは普段、自分の声を意識して聞いていますか。
実は東洋医学では、
声の調子や話し方から、心と体の状態を読み取る
という診断法があります。
それが「聞診(ぶんしん)」です。
今回は、声に現れる不調のサインについて分かりやすく解説します。

健康な人の声とは
東洋医学では、健康な人の声は
- 自然で滑らか
- 伸びやか
- 艶がある
状態とされています。
これは、
- 気
- 血
- 内臓機能
がスムーズに働いている証拠と考えられています。
① 息が途中で切れるような声
話している途中で、
息がブツッと途切れる
ような話し方をしていませんか。
これは、
感情をうまく発散できず、気の巡りが滞っている状態
かもしれません。
東洋医学では「気うつ」と呼ばれ、
- ストレス
- 悲しみ
- 気分の落ち込み
と関係すると考えられています。
② 小さく同じ話を繰り返す声
ひとり言のように、
細々と同じ内容を繰り返す
タイプの声です。
これは、
「心気(しんき)」の不足
が疑われます。
東洋医学で「心」は、
- 血液循環
- 精神活動
も司ると考えられています。
そのため、
- 不安感
- 動悸
- 物忘れ
などと関連することがあります。
③ 息をぶつけるような荒い声
話す時に、
フッと強く息を吐き出すような話し方
をする場合です。
これは、
「脾熱(ひねつ)」
と呼ばれる状態かもしれません。
消化器系に熱がこもることで、
- 胃もたれ
- 食欲不振
- イライラ
などが起こりやすくなります。
④ キンキン響く甲高い声
悲しげで甲高く響く声は、
「肺」の機能低下
と関係すると考えられています。
東洋医学では肺は、
- 呼吸
- 気の流れ
- 感情
とも深く関わっています。
そのため、
- 咳
- 鼻づまり
- 憂鬱感
などにつながる場合があります。
⑤ 力のない軽い声
語気が弱く、
ふわふわと軽い印象の声
は、
「腎虚(じんきょ)」
のサインかもしれません。
腎は生命力の土台とされており、
- 疲れやすい
- 足腰がだるい
- 耳鳴り
など、加齢に似た症状とも関係します。
声は「体の鏡」
東洋医学では、声は単なる会話の道具ではありません。
- 声の強さ
- 響き
- 話し方
- 呼吸の状態
などから、その人の体質や健康状態を読み取ろうとします。
例えば、
- 声が大きい → エネルギーが充実
- 声が弱い → エネルギー不足
と考えることもあります。
自分の声に耳を傾ける
毎日話していると、自分の声の変化には意外と気づきにくいものです。
しかし、
- 最近声が弱い
- 息が続かない
- 話すのが疲れる
と感じる時は、体からのサインかもしれません。
少し立ち止まって、自分の心身の状態を見直してみることも大切です。
西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


