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東洋医学の病因「三因」解説

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「東洋医学の病因「三因」解説」を公開しました!

体調不良の原因は3つに分けられる――東洋医学の「三因」とは

私たちの体調不良には、実は大きく分けて3つの原因があると東洋医学では考えます。
それが「三因(さんいん)」という考え方です。

一見バラバラに見える不調も、この視点で整理すると、
原因の本質が見えてくることがあります。

健康とは「バランスが取れている状態」

まず前提として、東洋医学では健康を

体の中のさまざまな要素が調和している状態

と捉えます。

逆に、

  • 何らかの影響でバランスが崩れ
  • 自力で元に戻せなくなった状態

これが「病気」と考えられます。

三因とは何か

病気の原因は、次の3つに分類されます。

  • 外因(がいいん)
  • 内因(ないいん)
  • 不内外因(ふないがいいん)

この3つの視点から原因を探ることで、
より本質的な理解につながります。

① 外因――体の外からの影響

外因とは、体の外から受ける影響です。

代表的なものは、

  • 寒さ
  • 暑さ
  • 湿気
  • 乾燥
  • 気圧の変化

などの自然環境です。

例えば、

  • 急に冷えて体調を崩す
  • 季節の変わり目に不調が出る

といったケースは、外因の影響と考えられます。

② 内因――感情の影響

内因は、心の動き(感情)による影響です。

東洋医学では、感情も体に大きく関わると考えます。

特に、

  • 怒り
  • 悲しみ
  • 不安
  • ストレス

といった強い感情が続くと、
体のバランスが乱れやすくなります。

例えば、

  • ストレスで胃が痛くなる
  • 落ち込むと体が重くなる

といった経験は、内因の一例です。

③ 不内外因――生活習慣やその他の要因

不内外因とは、外因でも内因でもない、
それ以外の原因を指します。

具体的には、

  • 暴飲暴食
  • 過労
  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • ケガや事故

などです。

つまり、日常の積み重ねによる影響がここに含まれます。

三因で考えると見えてくること

この三因の考え方を使うと、

「なぜ体調が崩れたのか」を整理しやすくなります。

例えば、

  • 季節の変わり目+ストレス+睡眠不足

といったように、
複数の原因が重なっていることもよくあります。

そのため、どれか一つだけではなく、
全体を見て整えていくことが大切です。

健康を守るためのポイント

三因の視点から見ると、健康を維持するためには

  • 外の環境に合わせる(冷え・暑さ対策)
  • 感情をため込みすぎない
  • 生活習慣を整える

この3つのバランスが重要になります。

どれか一つではなく、
すべてを少しずつ整えることがポイントです。

まとめ

東洋医学では、病気の原因を

  • 外因(環境)
  • 内因(感情)
  • 不内外因(生活習慣など)

の3つに分けて考えます。

この視点を持つことで、
自分の体調の変化をより深く理解できるようになります。

体の不調は、単なる偶然ではなく、
生活や環境からのメッセージかもしれません。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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