乾癬の中で、最も多い種類であり、全体の約9割を占めます。
主な症状は、皮膚が赤く盛り上がる「紅斑(こうはん)」、皮膚が盛り上がる「浸潤・肥厚(しんじゅん・ひこう)」、細かいかさぶたのような「鱗屑(りんせつ)」、フケのようにボロボロとはがれ落ちる「落屑(らくせつ)」です。
一般に乾癬といえば、この尋常性乾癬を指します。(乾癬ネットより引用)
~治療経過~
10年程、病院に通い、飲み薬と強めのステロイドで症状を抑えていましたが、後半はそれもあまり効果が出なくなり、今回、漢方薬での治療を希望されました。
漢方相談を行い、 解毒作用のある皮膚の状態を改善する漢方薬 を1種類を出させて頂きました。
漢方薬服用1ヵ月目(2017年7月)
「自分では大きな変化は感じないが、奥さんに毎日背中に薬を塗ってもらっているが、今日塗ってもらった時に、「何か薄くなってる気がする。」といわれた」、とのことです。
漢方薬服用2ヵ月目(2017年8月)
「いつもトレーニングした後は、体温上がって乾癬の後が真っ赤になって、たくさん浮き出るのですが、昨日は目立たなかった気がします」、とのことです。
漢方薬服用3ヵ月目(2017年9月)
「両ヒジは結構良くなりました。他のところもMAXに悪い頃と比べると結構良くなってると思います。問題はこれからの季節です。乾燥すると悪化するので、その時に漢方がどれだけ効くか試したいも思います。ちなみに漢方の効き目を分かりやすくするためにステロイドはほぼ付けてません。漢方だけです。」とのことです。
漢方薬服用4ヵ月目(2017年10月)
「かなり良くなってきていますが、最近空気が乾燥してきたせいか乾癬のカサカサが酷いんですが、なるべくステロイドは塗らない方がいいですよね?」とのことで、 我慢できなければお使いくださいと伝えております。
漢方薬服用5ヵ月目(2017年11月)
皮膚の状態がきれいになっていたので、ステロイド使用したかお尋ねすると、
「いえ、全然使ってません、 漢方飲み初めて一度も病院行ってないので」とのことです。
漢方薬服用7ヵ月目(2018年1月)
皮膚の赤みがみられたので、何か変わったことありましたか?とお尋ねすると、「馬油を2,3か月前から使用している」とのことです。
その馬油が合わないと判断し、スクアレンを追加して患部に塗布して頂きました。
漢方薬服用1年8ヵ月目(2019年1月)
「今までで一番状態がいいです。」とのことです。
漢方薬服用1年10ヵ月目(2019年3月)
「この冬今までで一番状態が良かったです。」とのことです。
漢方薬服用2年5ヵ月目(2019年10月)
相性が良いと判断したメーカーの漢方薬が、生産ストップになり、他のメーカーで切り替えましたが、
思った効果が得られず、試行錯誤を繰り返しましたが、 現在は、相性の良いメーカーが見つかり、そちらを服用して頂いております。
現在も完治に向けて継続中です。