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漢方コラム

歯🦷の構成で分かる理想の食事バランス

情報過多の時代、何を信じれば良いのか

ネットを開けば健康情報であふれている今

ネットを開けば、○○を食べたら良い、○○ダイエット、

色々な情報が飛び交っています。

いったい何が本当なのか。何を信じれば良いのか。

情報を追うのに疲れたあなたに必見です。

私たちの歯が教えてくれること

人間の歯の構成

何万年もの進化の過程を経て、私たちの食生活は形成されてきました。特に注目すべきは、人間の歯の構成。これは先祖の食事習慣に根ざし、私たちに理想的な食事内容を教えてくれています。

それでは、私たちの歯が何を語っているのでしょうか?

切歯(正面の最初の2本)

これらの歯は、草や肉を噛み切るために用いられます。このことから、私たちの食事には緑の葉や肉が含まれるべきだと示唆されています。

犬歯(3本目)

肉食に用いられる歯で、動物性食品を摂る自然な傾向を示しています。

小臼歯(4本目、5本目)

硬いもの、例えば木の実などを砕くための歯です。穀類や硬い野菜を食べるために使われることが多いでしょう。

大臼歯(6番、7番、8番)

食べ物を磨り潰すために使われる歯で、こちらも穀類や野菜を消化しやすくする役割を担っています。

「穀類4割、野菜4割、動物性食品2割」

これらの歯の構成から、私たちの理想的な食生活は穀類と野菜を主とし、適量の動物性食品を取り入れることが望ましいと考えられます。これは、単に健康を維持するだけではなく、私たちの進化的遺産に基づいた自然な食生活を実践することを意味しています。

「穀類4割、野菜4割、動物性食品2割」という比率は、健康はもちろんのこと、私たちの生体の歴史に根差した食事の理想を示しています。

まとめ

迷ったら、このバランスで食べよう

赤ちゃんは歯が生え揃って、はじめて身体が食べ物を受け入れる準備が出来ます。歯は身体に必要なものを、吸収しやすいようにしてくれます。

私たちは、この古くからの知恵を取り入れ、より健康でバランスの取れた食生活を実現することができます。私たちの歯が語る物語に耳を傾け、自然に根差した食生活を心がけることで、より健康な生活が送れることでしょう。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持つ。
臨床歴17年の経験を活かし、子供からご高齢の方々の幅広い世代のお悩み、病気の改善のお手伝いをさせていただきます。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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