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漢方偉人伝 杉田玄白(すぎたげんぱく)

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「漢方偉人伝 杉田玄白(すぎたげんぱく)」を公開しました!

「神経」という言葉を作った男――杉田玄白と『解体新書』

私たちが普段何気なく使っている

  • 神経
  • 動脈
  • 軟骨

といった言葉。

実は、その多くが江戸時代に生み出されたことをご存知でしょうか。

その中心にいたのが、
杉田玄白
です。

今回は、日本の近代医学の扉を開いた玄白の偉業をご紹介します。

運命を変えた「腑分け」

玄白の人生を大きく変えた出来事がありました。

それは1771年の

「腑分け」

です。

実際の人体を見て衝撃を受けた

玄白は仲間たちとともに、

処刑された罪人の人体解剖

を見学しました。

その際に持参していたのが、

ターヘル・アナトミア

というオランダの解剖学書でした。

本の図と人体が一致していた

解剖を見た玄白は驚きます。

なぜなら、

本に描かれた内臓や骨格が

実際の人体と驚くほど一致していた

からです。

当時の日本医学の常識を覆す衝撃的な体験でした。

「この本を翻訳しよう」

玄白はその場で決意します。

「この医学書を日本語に翻訳しよう」

と。

しかし問題がありました。

オランダ語がほとんど分からなかった

当時、

オランダ語を十分理解できる人はほとんどいませんでした。

翻訳は、

まるで暗号解読

のような作業だったと言われています。

前野良沢と共に挑戦

玄白は

前野良沢

ら仲間と協力しながら、

膨大な翻訳作業に取り組みました。

『解体新書』の完成

そして1774年、

日本初の本格的な西洋解剖学書

『解体新書』

が完成します。

解体新書

これは日本医学史における歴史的な出来事でした。

新しい医学用語も誕生した

翻訳の過程で、

それまで日本になかった概念を表現する必要がありました。

そこで生まれたのが、

  • 神経
  • 軟骨
  • 動脈

などの医学用語です。

現在でも使われている言葉が、

この時代に作られたのです。

蘭学の発展に尽くした

『解体新書』の出版後も、

玄白の活動は続きました。

私塾「天真楼」を開設

彼は

「天真楼」

という私塾を開き、

多くの若い学者や医師を育てました。

この活動が、

日本の蘭学発展

に大きく貢献したのです。

『蘭学事始』を執筆

晩年の玄白は、

自らの体験を

『蘭学事始』

にまとめました。

蘭学事始

そこには、

翻訳の苦労や感動、

そして新しい知識を求め続けた情熱

が記されています。

日本の近代医学を切り開いた人物

杉田玄白は、

  • 人体解剖の重要性を広め
  • 『解体新書』を出版し
  • 新しい医学用語を生み出し
  • 蘭学を発展させた

日本医学史を語るうえで欠かせない人物です。

「自分の目で確かめる」

という姿勢は、

近代医学の出発点となりました。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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