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⑥十味敗毒湯の解説
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「⑥十味敗毒湯の解説」を公開しました!
漢方薬「十味敗毒湯」のご紹介
十味敗毒湯は、化膿しやすい皮膚トラブルに効果的な漢方薬です。江戸時代の名医、華岡青洲が中国の古典をもとに改良し考案したこの薬は、10種類の生薬を組み合わせることで、皮膚の毒素を取り除く力を高めています。
効果と使用方法
十味敗毒湯は、体力が普通程度の人の皮膚疾患に適しており、特に小さな発疹が広がっている場合に使用されます。化膿性皮膚疾患、じんましん、急性湿疹などの症状改善が期待できます。また、水虫にも効果があるとされています。
この漢方薬は、肋骨の下に軽い痛みがある人によく合うとされますが、必須条件ではありません。
注意点
注意点として、十味敗毒湯には甘草が含まれているため、適切な用量を守りましょう。
体質に合った漢方薬の選び方
漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。自分の症状にどんな漢方薬が合っているか、漢方の専門家にご相談ください。

まとめ
十味敗毒湯は、化膿しやすい皮膚トラブルに対する効果的な漢方薬です。体質に合った漢方薬を選び、健康な肌を取り戻しましょう。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。