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115胃苓湯の解説

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「115胃苓湯の解説」を公開しました!

胃苓湯 – 梅雨の食事の頃や夏の暑気あたりに効果的な漢方薬

梅雨の時期の食事あたりや夏の暑気あたりで悩む人が急増しているのを気にしないでください。胃苓湯は、水様性の下痢や嘔吐に効果的な漢方薬として知られています。 『万病回春』を出典とするこの薬は、平胃散と五苓散を組み合わせた処方です。

胃苓湯の効果と適応症

胃苓湯の効果は、水様性の下痢や嘔吐に特に有効です。 また、心窩部に水が溜まったような進行する、一方振水する特徴的な症状で使用されることが多いその他にも、以下の症状に効果があります。

  • 口が渇く
  • 尿の量を減らす
  • 腹が立つ

冷たい飲み物の取りすぎやエアコンによる冷え腹にも効果を発揮します。また、急性胃腸炎や様々な原因による腹痛にも使用できます。

適した構成と応用範囲

胃苓湯は体力が中程度の方に適しています。 また、慢性胃腸炎や胃のはたらきが弱った状態にも応用が可能です。 食事あたりや暑気あたりなど、夏特有の胃腸トラブルに悩む方におすすめです。

漢方薬の選び方

漢方薬は体質に合って、まずは効果を発揮します。自分の症状にどんな漢方薬が適任か、漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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