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116茯苓飲合半夏厚朴湯の解説
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「116茯苓飲合半夏厚朴湯の解説」を公開しました!

のどの不快感や気分の落ち込みに悩む方へ:茯苓飲合半夏厚朴湯の効果
のどに何かが詰まったような不快感と、気分の落ち込みに悩む人が多いです。その困った症状の改善の為に改良された漢方薬です。
茯苓飲合半夏厚朴湯の効果と適応症
この漢方薬は、以下のような症状に効果を発揮します。
- 気分が落ち着く、のどに違和感がある
- 胃もたれる感じがする
- 不安神経症や神経性胃炎、つわりの症状
- とりあえずやめまい、吐き気、胸痛
- 尿量の減少
特に、心と胃腸の不調が同時に現れる方に適しているのが、消化器症状と精神症状の両方に強く働きかけるのが特徴です。
応用範囲
茯苓飲合半夏厚朴湯は、以下のような症状に対して使用されています。
- 食道の不調
- 不眠症
- うつ状態
- 過換気症候群
類似処方との違い
この漢方薬は、茯苓飲と半夏厚朴湯という二つの処方が合わさり、より広範な症状に対応できるようになっています。消化器症状と精神症状の両方に効果があるため、他の漢方薬類似品と比べて幅広い効果が期待できます。

漢方薬の選び方
漢方薬は体質に合って、まずは効果を発揮します。自分の症状にどんな漢方薬が適任か、漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。