電話でもお気軽にご相談ください 092-724-7061 営業時間9:00~20:00

お知らせ

137加味帰脾湯の解説

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「137加味帰脾湯の解説」を公開しました!



うつ症状の緩和に「加味帰脾湯」の力

うつ病の患者が症状の緩和につながった鍵。それが漢方薬「加味帰脾湯(かみきひとう)」にあります。この漢方薬は、「帰脾湯」の処方に柴胡と山梔子という2つのもの生薬を整えることで、メンタルヘルスと身体の両面にアプローチします。

加味帰脾湯の特徴

漢方でいう「脾(ひ)」は、現代医学の脾臓とは異なり、以下のような役割を担っています:

  • 造血・止血作用
  • 消化作用
  • 心と体をつなぐ大切な役割

加味帰脾湯は特に以下のような症状に適しています

  • 顔色が悪く貧血気味
  • 不安や焦感、不眠、うつ状態
  • 胃腸の不調が心の不調を抱えている場合

適応症状と効果

加味帰脾湯は、以下のような広範囲の症状に対応可能です:

  • 精神面:不眠症、うつ状態、不安神経症
  • 血液の病気:再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病
  • 身体症状:胃腸の不調、出血症状

この漢方薬は、全身の心身両面的なバランスを整える力があり、ストレスや身体の不調による複合症状に効果を発揮します

類似処方との違い

加味帰脾湯は、「帰脾湯」に柴胡と山梔子がかかることで、精神面の症状に特化した処方となっています。 他の漢方薬との違いを知り、症状に応じた選択を行うことが重要です。

漢方薬の選び方

漢方薬は、体質に合って、まずは効果を発揮します。自分に最適な漢方薬を見つけるために、漢方の専門家に相談することをおすすめします。

お知らせ一覧へ