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ASD(自閉スペクトラム症、 アスペルガー症候群)のおすすめ漢方
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「ASD(自閉スペクトラム症、 アスペルガー症候群)のおすすめ漢方」を公開しました!
ASD(自閉スペクトラム症)に対する漢方的アプローチ
~脳と心、そして身体を整える東洋医学~
◆ ASDとは?
ASD(自閉スペクトラム症)は、コミュニケーションの難しさや対人関係の困難さ、
独自のこだわりなどを特徴とする発達障害です。

主な特徴には:
- 場の空気を読むのが苦手
- 相手の気持ちを理解しづらい
- 特定の分野に強い興味と集中力を持つ
- ブレイン・フォグ(思考のもやもや感)に悩むことがある
といった傾向があります。
◆ 漢方医学から見たASDの理解
東洋医学では、ASDの症状を脳の栄養不足(肝血不足・腎虚)や気の滞りと捉え、
心身両面から整える治療を行います。
「肝は筋と情緒を主どる」という考えに基づき、
感情の起伏や集中力のバランスを調整する漢方薬が用いられます。
◆ ASDに効果が期待される漢方薬
漢方薬名 | 主な効果・対象症状 |
---|---|
抑肝散・抑肝散加陳皮半夏 | 神経の高ぶりを抑え、イライラ・こだわりを緩和 |
六味丸 | 脳や体の成長を助け、エネルギー不足を改善 |
小柴胡湯 | 体質を整え、精神と身体のバランスをサポート |
苓桂朮甘湯 | 自律神経の安定、めまいや不安感に |
半夏厚朴湯 | 喉のつかえ感・不安・緊張感の改善 |

◆ ブレイン・フォグへの対処にも
ASDの方の中には、「頭がボーッとする」「集中できない」といったブレイン・フォグを感じる方もいます。
これは漢方的に「気滞」や「水毒」が関係していると考えられ、苓桂朮甘湯や半夏厚朴湯が効果的です。

◆ 最後に:漢方は体質とのマッチングがカギ
ASDの症状は個人差が大きいため、画一的な処方ではなく体質に合わせた選択が非常に重要です。
特に漢方薬は、あなたの体質に合ってはじめて効果を発揮します。
漢方薬に関してこんな方におすすめ
- 西洋薬に抵抗がある方
- 薬の副作用が心配な方
- 成長や体調の変化に合わせて対応したい方
専門家に相談を!
自分やお子さまの症状にどのような漢方薬が合っているのか、
必ず漢方の専門家にご相談のうえ、最適な処方を受けましょう。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。