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認知症のおすすめ漢方
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「認知症のおすすめ漢方」を公開しました!
認知症と漢方治療|記憶力の衰えに自然の力でアプローチ
◆ 認知症とは?
認知症は、高齢化社会において年々増加している疾患で、記憶障害や判断力の低下、人格の変化など、日常生活に大きな支障をきたす病気です。

西洋医学の治療では進行を抑えることが主な目的となりますが、改善は見込めないケースも少なくありません。
一方で、東洋医学では、脳神経や血流、老化に着目した多角的なアプローチが可能です。

◆ 認知症の主なタイプと特徴
タイプ | 特徴 |
---|---|
アルツハイマー型 | 記憶障害が主症状。女性に多く、脳の萎縮が進行 |
レビー小体型 | 幻視・妄想・パーキンソン症状。男性にやや多い |
血管性認知症 | 脳梗塞や脳出血が原因。麻痺・言語障害を伴いやすい |
◆ 漢方医学が考える認知症の原因
漢方では、認知症の原因を以下のように捉えます。
- 脳神経伝達の衰え(気虚・神疲)
- 老化による腎機能低下(腎虚)
- 血流の滞り(瘀血)
- 炎症や熱(内熱)
これらに対応するため、「補う」「巡らせる」「冷ます」という視点で漢方薬を選びます。

◆ 認知症に用いられる主な漢方薬
漢方薬名 | 主な効果・適応 |
---|---|
抑肝散・抑肝散加陳皮半夏 | イライラ、幻視、怒りっぽさの改善 |
釣藤散 | 頭重感、朝のぼーっとした症状に |
黄連解毒湯 | 興奮・不眠・怒りが強いタイプに |
六味丸・八味地黄丸 | 腎虚による物忘れ、夜間頻尿、疲れやすさに |




◆ 老化による認知機能低下には…
「脳を若返らせる処方」として*補腎薬(六味丸・八味地黄丸など)が有効です。
漢方では腎が脳を司るとされ、腎精を補うことで記憶力や集中力の維持を目指します。


◆ 早期治療がカギ!
認知症は、早期に発見し、進行を遅らせることが何より重要です。
放置しておくと、日常生活への影響が大きくなっていきます。

◆ 西洋薬と併用可能
漢方薬は、現在服用中の西洋薬との併用も可能なケースが多く、副作用も少ないため高齢者にも安心して使用できます。
◆ 最後に|体質に合った処方でより効果的に
漢方薬は万人に同じものが効くわけではありません。
体質や症状、進行度に合わせたオーダーメイドの処方が効果を左右します。
「まだ大丈夫」と思わず、早めのご相談を
ご家族の「なんとなく物忘れが増えたかも」「怒りっぽくなった気がする」といった小さな変化も見逃さず、早めのケアを心がけましょう。
まずは、漢方の専門家へお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。