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脊柱管狭窄症のおすすめ漢方
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「脊柱管狭窄症のおすすめ漢方」を公開しました!
脊柱管狭窄症に悩む方へ──漢方薬による根本改善のすすめ
脊柱管狭窄症は、腰や膝に痛みやしびれを引き起こすつらい疾患です。痛み止めや注射による一時的な対処を続けている方や、手術後にも再発してしまうというお悩みを抱えている方も多くいらっしゃいます。

脊柱管狭窄症の原因とは?
脊柱管狭窄症の主な原因は以下の3つです。
- 脊柱管の障害による筋肉の収縮
- 老化による骨や筋肉の衰え
- ヘルニアなど他の疾患による脊柱管の狭まり

特に中年以降の女性や、長時間同じ姿勢をとる方に多く見られます。

症状の特徴「間欠跛行」
脊柱管狭窄症では、腰の痛みに加えて足のしびれや脱力感が現れます。安静時は比較的症状が軽いのに、歩き始めると痛みが強まり、立ち止まるとまた楽になる──このような「間欠跛行(かんけつはこう)」が特徴的です。


漢方薬によるアプローチ
漢方では、痛みの根本原因にアプローチすることで、症状の緩和と体質の改善を同時に目指します。以下のような漢方薬が、脊柱管狭窄症に対して使用されます。
- 六味丸(ろくみがん):腎機能の低下による症状を改善
- 八味地黄丸(はちみじおうがん):冷えやしびれを伴う慢性症状に
- 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん):下肢の痛みや夜間頻尿に
- 桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう):関節や筋肉の冷えと痛みに
- 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう):むくみや筋肉の緊張に
- 疎経活血湯(そけいかっけつとう):血流を改善し、神経痛・しびれに効果的






根本的な体質改善を目指す
漢方薬による治療は、単に痛みを抑えるだけではありません。全身のバランスを整えることで、痛みの原因そのものにアプローチし、再発を防ぐことができます。

長年続いている痛みやしびれにお悩みの方も、体質に合った漢方薬を選ぶことで大きな改善が期待できます。
まずは専門家に相談を
漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。ご自身の症状や体質にぴったり合った漢方薬を見つけるために、ぜひ漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


