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手根管症候群のおすすめ漢方

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「手根管症候群のおすすめ漢方」を公開しました!

手根管症候群による手のしびれと漢方治療について

手根管症候群による手の痺れは、多くの方を悩ませる症状の一つです。
手首の部分にある「手根管」で正中神経が圧迫されることで、親指から薬指にかけてのしびれや痛みが生じます。

この症状に対して、漢方薬による治療が効果的なケースが多く見られています。
特に、骨の痛みを和らげる漢方薬を中心に、症状や原因に応じて様々な処方を組み合わせて使用していきます。

症状や原因に応じた漢方アプローチ

  • 妊娠・出産をきっかけに発症した場合
     ⇒ 女性ホルモンのバランスを整える漢方薬を使用
  • 夜間や朝方に痛みが強い場合
     ⇒ 血流を改善する漢方薬を使用
  • ストレスで悪化する場合
     ⇒ ストレスを緩和する漢方薬を併用

主に使用される漢方薬

  • 葛根湯(かっこんとう)
  • 薏苡仁湯(よくいにんとう)
  • 麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)
  • 桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)
  • 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
  • 疎経活血湯(そけいかっけつとう)
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
  • 抑肝散(よくかんさん)

治療期間と特徴

漢方薬による治療は、通常1~3ヶ月程度で効果を実感できることが多いです。
また、ブロック注射と違い体質改善を目指すため、再発率が低く、副作用も比較的少ないというメリットがあります。

手術を検討する前に、まずは体に優しい漢方薬による治療を試してみることをおすすめします。


漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。
自分の症状にどのような漢方薬が合うか、ぜひ漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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