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非定型歯痛のおすすめ漢方
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「非定型歯痛のおすすめ漢方」を公開しました!
検査では異常なし?非定型歯痛に漢方でできること
歯科治療を受けたのに痛みが残る、あるいは強まる…。
しかも検査では異常が見つからない――
そんな**“原因不明の歯の痛み”**に悩まされている方が増えています。
特に50代以上の女性に多く見られるこの症状は、
**「非定型歯痛(ひていけいしつう)」**と呼ばれています。

非定型歯痛とは?特徴と症状
非定型歯痛は、一般的な虫歯や歯周病とは異なり、
明確な原因が見つからないのに痛みが続く神経性の慢性痛です。
✅ よく見られる症状
- ジーンとした鈍い痛みが持続する
- 触れると響くような不快感
- 日によって痛みの場所や強さが変化する
- 歯や歯茎の周囲に不定の違和感がある
歯の痛みとして感じられますが、三叉神経の過敏化や自律神経の乱れ、血流の滞りが原因とされています。

漢方でアプローチする理由
このような非定型歯痛には、神経・血流・ストレスの調整が重要となります。
漢方では、以下のような視点から治療を行います:
- 神経の過敏を抑える
- 血の巡り(瘀血)を改善する
- 自律神経を整えて、痛みの感じ方を穏やかにする
こうした作用は、鎮痛薬が効きにくい慢性痛に対して特に有効です。

症状に応じた漢方薬の例
漢方薬名 | 主な作用 |
---|---|
立効散(りっこうさん) | 急な歯痛・神経痛に速効的な効果 |
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう) | 喉や胸のつかえ・自律神経の緊張に |
六味丸(ろくみがん) | 腎虚タイプの慢性痛・加齢による症状に |
五苓散(ごれいさん) | 水分代謝の乱れ・頭重感やむくみに |
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) | めまいや気の上衝、神経の興奮に |





これらは体質や痛みのパターンに応じて使い分けられます。
病院の薬との併用も可能です
漢方薬は天然由来の成分を使用しているため、
比較的副作用が少なく、病院の薬との併用も可能です。
「検査では異常なし」「どこに相談すればいいか分からない」
そんなときこそ、体質を含めて全体を診る漢方相談がおすすめです。
【西漢方薬店より】オンライン漢方相談のご案内
西漢方薬店では、非定型歯痛のように原因がわかりづらい慢性痛に対しても、
丁寧な問診を通じて体質に合った処方をご提案しています。
📌【オンライン漢方相談はこちら】
https://nishi-kanpou.com/monshin
※ご住所などはまだ不要です。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。