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舌痛症と舌咽神経痛の違い
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「舌痛症と舌咽神経痛の違い」を公開しました!
舌の痛みは2種類ある?舌痛症と舌咽神経痛に漢方でできること
「舌がヒリヒリする…」
「話すたびに舌の奥から耳のあたりが激しく痛む…」
こうした**“舌の痛み”**に悩まされる方が近年増えています。
一見同じように見える舌の痛みですが、原因も治療法も異なる2つの病気が存在します。
それが、舌痛症と舌咽神経痛です。
それぞれの特徴と、漢方でのアプローチをご紹介します。

舌痛症とは ― ストレスや不安が引き起こす“焼けるような痛み”
舌痛症(ぜっつうしょう)は、口の中に見た目の異常がないのに痛みが続く病気です。
特に中高年の女性に多く見られます。
✅ 主な症状
- 舌の先や側面、全体に広がるヒリヒリ感や灼熱感
- 一日中続くような鈍い痛み
- 食事中や会話時にはむしろ痛みが和らぐこともある
- 痛みの場所や強さが日によって変化

✅ 主な原因
- ストレスやうつ傾向
- 更年期やホルモンバランスの変化
- 自律神経の乱れ

舌咽神経痛とは ― 電撃のような鋭い痛みが突然走る
舌咽神経痛(ぜついんしんけいつう)は、発作的に起こる激しい神経痛です。
痛みは舌の奥・のど・耳のまわりに広がり、短時間で終わりますが、非常に強烈です。

✅ 主な症状
- 電気が走るような発作的な激痛
- 話す・飲み込む・咳をすることで突然起こる
- 数秒〜数分程度で痛みは消えるが、繰り返す
- 食事や会話が怖くなり、生活に大きな影響が出る

✅ 主な原因
- 脳の神経(舌咽神経)が血管などに圧迫されている
- 脳神経外科での検査や画像診断が必要になるケースも

漢方でできること ― 舌痛症にも舌咽神経痛にも可能性あり
漢方では、体全体のバランスを見ながら、
- 神経の興奮を鎮める
- 血流を整える
- ストレスや不安を和らげる
といった観点から、舌の痛みにアプローチします。

まずは専門医の診断を受けた上で
舌の痛みは、その背景に心身のストレス、あるいは神経の異常が隠れていることが多くあります。
まずは、耳鼻咽喉科や口腔外科、神経内科などで正確な診断を受けることが大切です。
そのうえで、
- 「検査では異常がなかったけれど、つらい…」
- 「薬を減らしたい、自然な治療を試したい」

といった方には、体質に寄り添う漢方治療が大きな力になるかもしれません。
【西漢方薬店より】オンライン漢方相談のご案内
舌の痛みは、見た目では伝わらないつらさがあります。
西漢方薬店では、あなたの症状・体質・生活環境を丁寧に伺い、
個別に合った処方をご提案しております。
📌【オンライン漢方相談はこちら】
https://nishi-kanpou.com/monshin
※ご住所などの入力はまだ不要です。

「痛みのない日常を取り戻したい」
その思いに、漢方がそっと寄り添えたらと思っています。
ぜひお気軽にご相談ください🌿
この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


