お知らせ
腹水の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「腹水の漢方治療」を公開しました!
西洋医学だけではない!
腹水に悩む方へ ― 漢方薬による新たな選択肢
腹水とは、お腹の中に水が溜まり、膨満感や呼吸苦などの不快症状を引き起こす病態です。
肝硬変やがん、栄養低下などが主な原因とされており、進行すると命に関わる場合もあります。

腹水の正体と原因
腹水とは、体内の栄養素を含んだ体液が血管外に漏れ出してお腹に溜まる状態を指します。
これは、身体の中の「水のめぐり」が乱れた結果です。
主な原因
- 肝硬変による血流障害と肝機能低下
- 胆のうがん・腹膜炎による炎症
- アルブミンの低下による血管外への水漏れ
- 門脈圧亢進による循環障害
病院治療の限界と副作用
病院では腹水に対して以下のような治療が一般的です:
- 利尿剤の使用:水分を排出させるが、腎機能低下のリスクあり
- 腹水穿刺(お腹から水を抜く処置):栄養も同時に失われ、栄養失調の恐れも
これらの治療は一時的な効果がある反面、身体への負担が大きいという問題があります。

漢方薬がもたらす新たな可能性
西洋医学では効果が得られなかった腹水の症状が、漢方治療により改善するケースが増えています。
漢方薬は根本的な「水の代謝障害」や「肝の働きの低下」にアプローチし、身体のバランスを整えていきます。

漢方治療のポイント
- 水の巡りを良くする漢方薬で代謝を正常化
- 肝臓の固さや炎症に働きかける処方を組み合わせて使用
- むくみ・だるさ・冷えなど、体全体の不調にも対応可能
重症例でも改善が見込める理由
医師から「これ以上の治療は難しい」と言われたケースでも、
漢方薬での体質改善により腹水が軽減した報告は少なくありません。
- 治療の継続で腹水量の減少や体重の安定
- 栄養状態の改善による全身の回復力向上
- 副作用の少なさと西洋薬との併用のしやすさも魅力

🔍 まずは体質に合った処方選びから
漢方薬は「体質に合って、はじめて効果を発揮するもの」です。
腹水の量や体格、冷えの有無などにより処方は大きく異なります。
📌 オンライン相談のご案内
西漢方薬店では、腹水に関するご相談も含めてオンラインでの漢方相談を承っております。
対面に近い丁寧なヒアリングで、あなたに合った処方をご提案します。
▼WEB問診はこちら
https://nishi-kanpou.com/monshin
※詳しい住所の入力は不要です。お気軽にご相談ください🙇♂️

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。