お知らせ
萎縮性胃炎の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「萎縮性胃炎の漢方治療」を公開しました!
胃もたれや食欲不振の原因かも?
萎縮性胃炎と漢方による体質改善のすすめ
萎縮性胃炎とは?
知らないうちに進行する“胃の老化”
萎縮性胃炎とは、胃の粘膜が薄くなっていく病気で、
長期間の炎症により粘膜が委縮し、胃の防御力が低下してしまう状態です。
近年では、食生活の乱れやストレスが大きな要因と考えられています。

自覚症状がなくても進行していることも
症状として多いのは、次のようなものです:
- 食後の胃もたれ
- 胃の痛みや重さ
- 食欲の低下
しかし、自覚症状が全くない方も少なくありません。
「なんとなく胃が弱くなった気がする…」という違和感が、実は萎縮の始まりであることも。

なぜ早期治療が必要なのか?
萎縮性胃炎は、胃がんのリスクを高める要因でもあります。
炎症の放置は、将来的な深刻な病気へとつながる可能性があるため、
無症状でも定期的な胃の検査と体質改善が重要です。

漢方治療の考え方
—「治す」のではなく、「整える」
西洋医学では、主に胃酸分泌抑制薬などで対応しますが、
漢方では“胃の機能と粘膜の再生力を高める”ことに重点を置きます。
漢方では以下のような視点で処方を組み立てます:
- 胃の冷えや血流の悪さを改善する漢方薬
- 胃の粘膜を保護し、回復力を高める漢方薬
- ストレスによる消化機能の乱れを整える漢方薬
これらを体質や症状に合わせて調整し、
無理なく胃の働きを正常に戻していくのが特徴です。

生活習慣の見直しも治療の一部
漢方治療の効果を高めるためには、日々の生活習慣も非常に重要です。
- 規則正しい食事(腹八分目)
- 冷たい飲食物の摂りすぎを控える
- 睡眠の質を高め、ストレスを溜め込まない
これらを意識することで、漢方薬の効果もより実感しやすくなります。

自分の体質に合った処方を
漢方薬は**「合ってこそ効く」**という性質を持っています。
そのため、自己判断で市販の漢方薬を試すよりも、
専門家に自分の体質を見てもらうことが回復の近道になります。
ご相談はこちらからどうぞ
🌿 西漢方薬店では、オンラインでの漢方相談を行っております。
症状に合った漢方薬を、体質に応じてご提案いたします。
📄 WEB問診票はこちら
https://nishi-kanpou.com/monshin
※ご住所の詳細はまだ不要です。お気軽にどうぞ。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


