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お知らせ

痔の漢方治療

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「痔の漢方治療」を公開しました!

つらい痛みや出血を根本改善へ──痔核と漢方の可能性


痔核とは?内痔と外痔の違い

**痔核(いぼ痔)**は、肛門周辺の血管がうっ血し、腫れて瘤(こぶ)のようになる状態です。
大きく分けて以下の2種類があります:

  • 内痔核:肛門の内側にでき、主に出血が見られます。初期は痛みが少ないのが特徴です。
  • 外痔核:肛門の外側にでき、激しい痛みを伴いやすく、座るのも困難になることがあります。

症状が進むと排便時の出血や残便感、腫れの脱出など、日常生活に支障をきたすケースも少なくありません


なぜ痔核になるのか?──主な原因

痔核の発症には、以下のような生活習慣や体質の乱れが大きく関係しています:

  • 長時間の座り仕事・運転などによる血流悪化
  • 辛い物やアルコールなど、刺激物の多い食生活
  • 運動不足や便秘
  • ストレスによる自律神経・肝臓の機能低下

特に肝臓機能が落ちると門脈(肝臓に流れ込む大きな血管)にうっ血が生じ、痔核の直接的な原因となることがあります。


痔核に対する漢方治療のアプローチ

漢方医学では、痔核の改善を以下の観点から捉えます:

● 血流の改善・うっ血の解消

  • 肝臓の働きをサポートする漢方薬
  • 血液の巡りを促す「活血」作用のある生薬

● 症状に応じた処方の調整

  • 出血が強い場合は「止血作用」のある漢方薬
  • 痛みが強い場合は「炎症を抑える」作用のある薬

痔核は慢性化しやすい疾患ですが、体質や症状に合わせた漢方薬を継続的に服用することで、
再発しにくい体質づくりも期待できます。


一人で悩まず、まずはご相談を

🌿 西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
ご自身の体質に合わせた処方をご提案しますので、安心してご相談ください。

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この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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