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お知らせ

脱肛の漢方治療

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「脱肛の漢方治療」を公開しました!

脱肛はイボ痔から進行する?早期対策が重要です


3人に1人が悩む「イボ痔」が進行して起こる脱肛

脱肛(だっこう)とは、肛門や直腸の粘膜が外に出てしまう状態を指します。
初期では排便時のみの脱出ですが、進行すると立ったり座ったりするだけで脱出
するようになり、
やがて常に外に出たままの状態になることもあります。

特に注意すべきは、**3人に1人が悩むイボ痔(内痔核)**が、放置することで脱肛へと進行する可能性があるという点です。


脱肛の原因と見極め方

脱肛の主な原因には以下のようなものがあります:

  • 内痔核による血流の悪化や肝臓機能の低下
  • 加齢や出産により肛門括約筋が弱くなること
  • 内臓の下垂(ないぞうかすい)

診断では、脱出した部分が硬いか軟らかいかを触診で確認します。

  • 硬い場合:内痔核が原因である可能性が高い
  • 軟らかい場合:内臓下垂によるものと考えられます

脱肛への漢方によるアプローチ

脱肛は手術なしでも改善が見込める病気であり、原因に応じた漢方治療が有効とされています。

  • 内痔核が原因の場合
     → 血流を改善し、肝臓機能を整える漢方薬を使用します。
  • 内臓下垂が原因の場合
     → 筋力を補い、内臓を支える力を強める漢方薬を使います。

早期の対応で日常生活の快適さを取り戻すために

脱肛は進行する前に、早期に原因を見極めて適切な治療を始めることが大切です。

漢方薬は体質に合って初めて効果を発揮します。
ご自身の症状にどのような漢方薬が合っているか、ぜひ専門家にご相談ください。


西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談を行っております。

体質に合わせた漢方薬で、根本からの改善を目指しましょう。
まずはお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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