お知らせ
萎縮性膣炎の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「萎縮性膣炎の漢方治療」を公開しました!
更年期女性の2人に1人が抱える「萎縮性膣炎」
潤いの低下に漢方でアプローチを
見過ごされがちな「膣の乾き」—それ、萎縮性膣炎かもしれません
更年期以降の女性の約50%が発症しているとされる萎縮性膣炎。
これは女性ホルモン(エストロゲン)の分泌低下が引き金となり、膣の粘膜が乾燥・萎縮することで起こる症状です。
実際に症状を自覚している人は5人に1人程度ですが、潜在的な発症者は半数以上にのぼるとも言われています。

主な症状とその背景
- 膣のヒリヒリ感、痒み
- 性交時の痛み、不快感、出血
- 排尿時の痛み、頻尿や尿もれ
これらの症状の多くは、「年齢のせい」と思われがちですが、
実際には治療が可能な病気です。
また、若年層の女性でも、ダイエットやストレス、月経不順によるホルモンバランスの乱れが原因で
同様の症状を訴えるケースも少なくありません。

なぜ膣の潤いが重要なのか?
膣粘膜から分泌される潤いは、雑菌の繁殖を抑え、粘膜の炎症を防ぐ重要な役割を果たします。
この潤いが減少することで、感染や炎症を繰り返しやすくなり、生活の質(QOL)を大きく低下させてしまいます。

漢方でできること
萎縮性膣炎の改善には、漢方医学による体質からのアプローチが非常に有効です。
- ホルモンバランスを整える漢方薬
- 血流を改善する漢方薬
- 炎症を抑える漢方薬
これらを症状や体質に応じて組み合わせることで、
粘膜の潤いを取り戻し、痛みや違和感を根本から和らげることが期待できます。

気づいた時が、はじめ時
萎縮性膣炎はゆっくりと進行することが多いため、
「気のせいかな?」と思って放置してしまうケースも少なくありません。
しかし、早めの対処が快適な毎日への第一歩です。
潤いの低下や違和感に気づいたら、どうぞお気軽にご相談ください。

専門家に相談し、自分に合った漢方を
西漢方薬店では、オンラインでの漢方相談を承っております。
体質に合った漢方薬で、今のあなたに最適な治療法をご提案いたします。
漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか、ぜひ漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。