お知らせ
不正出血の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「不正出血の漢方治療」を公開しました!
半数以上の女性が経験する「不正出血」
〜放っておかず、漢方で体質から見直しを〜
「病気じゃない」と思っていませんか?
通常の月経以外に起こる出血=不正出血は、
実は女性の約2人に1人が経験する非常に身近な症状です。
一見、軽い症状のように思われがちですが、
背後に重大な病気が隠れている場合もあるため注意が必要です。

不正出血の主な原因
| 原因の種類 | 具体例 |
|---|---|
| ホルモン異常 | ストレス、過労、ダイエットなど |
| 器質性疾患 | 子宮筋腫、子宮内膜症、ポリープ、がん |
| 炎症 | 膣炎、子宮頸管炎など |
| その他 | 避妊薬、性交後の刺激など |
なかでも**最近増えているのは「ストレスによる不正出血」**です。
ストレスが脳の視床下部に作用し、ホルモン分泌のバランスを乱すことで、
子宮内膜の増殖と剥離のリズムが崩れ、不正な出血が起きるのです。

「機能性」と「器質性」に分かれる
■ 機能性出血
病気がないのに起こる出血。
思春期・更年期のホルモン変動や、ストレス・過労が主な原因です。
■ 器質性出血
子宮筋腫や内膜症、腫瘍など器官の異常によって起こる出血で、
19歳〜更年期以降の幅広い年齢層に見られます。

漢方でのアプローチ
漢方では、
- ホルモンバランスを整える処方
- 出血を止める処方
- 血の巡りを良くし、子宮環境を整える処方
などを、体質や出血パターンに応じて丁寧に組み合わせていきます。
例:
- ストレスが原因 → 「気」の巡りを整える処方
- 血の滞りが原因 → 「瘀血(おけつ)」を改善する処方

放置せず、まずはご相談を
不正出血は、放っておくと体調不良や不妊の原因にもなりかねません。
「様子見」で済ませず、体の声に耳を傾けてみてください。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談を行っております。
あなたの症状や体質を丁寧にお伺いし、
最適な漢方薬をご提案させていただきます。
漢方は、体質に合ってはじめて効果を発揮します。
「この出血、ちょっと変かも?」と思ったときこそ、早めの対応が大切です。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


