お知らせ
貧血の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「貧血の漢方治療」を公開しました!
女性の4割が悩む「貧血」
〜漢方で体の内側から改善を目指す〜
見過ごされやすいけれど、放っておけない貧血
日本人女性のおよそ40%が経験するといわれる貧血。
多くの方が「ちょっとフラフラするだけ」と軽く考えがちですが、
実は体のSOSサインであることも少なくありません。

貧血の正体とは?
血液検査で「赤血球数」「ヘモグロビン濃度」が基準以下になると、貧血と診断されます。
中でも多いのが鉄欠乏性貧血で、これは女性に特有の生理による出血や、
偏った食生活が主な原因とされています。
閉経後の女性や高齢男性の場合は、内臓からの出血やがんの可能性もあるため、
医師による検査が欠かせません。

見逃されがちな初期症状
初期の貧血は自覚症状がほとんどありません。
しかし進行すると…
- 顔色が悪くなる(特に唇やまぶたの裏が青白くなる)
- 疲れやすい・だるい
- めまいや立ちくらみ
- 息切れや動悸
- 重症化で失神することも
といった症状が現れ、日常生活に大きな影響を与えます。

東洋医学の視点で捉える貧血
漢方では、貧血の背景にある体質を以下のように分類して考えます:
- 血虚(けっきょ):血が不足し、栄養や潤いが足りない状態
- 気虚(ききょ):エネルギー不足で血を作る力も弱っている
- 腎虚(じんきょ):加齢や体力の衰えによる根本的な虚弱
さらに、精神的な不安や不眠を伴う場合は、
「心」を整える漢方薬を併用することもあります。

食生活も見直して、内側から体質改善
漢方治療は、症状だけでなく体質を根本から見直すアプローチです。
そのため、栄養バランスの取れた食事や生活習慣の見直しも大切になります。
- 鉄分を含む食品(レバー、赤身肉、ひじき、小松菜 など)
- ビタミンC(鉄の吸収を助ける)
- 睡眠・ストレス管理・適度な運動
といったポイントを意識することで、より高い改善効果が期待できます。

西漢方薬店のご案内
当店では、貧血の症状や体質に合わせた漢方薬をご提案しています。
カウンセリングはオンラインでも対応可能です。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


