お知らせ
黄斑浮腫の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「黄斑浮腫の漢方治療」を公開しました!
【漢方でケアする目の病気】黄斑浮腫とその改善の可能性
物が歪んで見える?視界の中心がぼやける?
それは黄斑浮腫のサインかもしれません。
黄斑浮腫とは、視覚の要である黄斑部に液体が溜まり、腫れが生じる状態です。
視野の中心が「歪む・欠ける・見えにくくなる」といった視機能の低下が主な症状です。

主な原因は糖尿病網膜症
黄斑浮腫の原因として最も多いのは、糖尿病網膜症です。
高血糖の状態が続くと、細い血管が傷つきやすくなり、血液中の成分が漏れ出すようになります。
その結果:
- **毛細血管瘤(けっかんりゅう)**が形成される
- 黄斑部にむくみや腫れが生じる
- 視力が著しく低下する
こうした変化が黄斑浮腫の正体なのです。

漢方での治療方針──血管・神経・代謝への三方向からアプローチ
西洋医学では、抗VEGF薬の注射やレーザー治療が行われますが、
漢方では根本的な体質改善と血管・神経の修復力を重視します。
🔶主な漢方的アプローチ:
- 血管の炎症を抑える処方
- 糖尿病改善の処方(血糖・インスリン代謝への働きかけ)
- 水の巡りを整える処方(むくみ・浮腫の解消)
- 神経を活性化する処方(視神経の回復サポート)
患者さん一人一人の体質や原因、病気の段階に合わせて、
生薬を調合しながら慎重に処方していきます。

あなたに合った漢方を選ぶことが、視力回復の第一歩です
漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。
黄斑浮腫の背景には、血糖の乱れ・血管の虚弱・代謝の滞りなど、
さまざまな原因が隠れています。
🌿西漢方薬店では、オンラインでの漢方相談をおこなっております。
「自分に合った漢方薬を知りたい」「糖尿病も含めて体質改善したい」
という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


