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お知らせ

緑内障の漢方治療

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「緑内障の漢方治療」を公開しました!

【眼圧の異常にご注意】眼圧上昇型緑内障と漢方の可能性


視野が欠ける…その先にあるリスクとは?

緑内障は日本における失明原因の第1位とされています。
なかでも**眼圧が高くなるタイプの「眼圧上昇型緑内障」**は、
早期に気づきにくく、気づいたときには視神経のダメージが進んでいることも少なくありません。


眼圧上昇型緑内障とは?

眼圧が正常範囲を超えて上昇し、視神経を圧迫して損傷させる病気です。
視神経乳頭の「陥凹」が深まり、視神経線維が徐々に失われていくのが特徴です。

原因のひとつは、目の中の「眼房水」がうまく排出されず滞ること。
この状態は、パソコン作業の多い生活やストレス、睡眠不足といった現代的なライフスタイルと密接に関係しています。


症状の進行は、じわじわと

眼圧上昇型緑内障では、以下のような症状が少しずつ進行します:

  • 視野が一部欠ける
  • 暗いところで見えづらい
  • 視力が落ちてきたように感じる

そして、放置すると最終的には失明に至る可能性もあるため、早期発見・早期治療が極めて重要です。


漢方でアプローチできる理由

漢方医学では、緑内障を単なる「目の病気」としてではなく、
体全体のバランスの崩れから生じるものと捉えます。

以下のような観点から治療を行います:

  • ストレスや緊張を和らげる処方
  • 眼の筋肉の緊張を解きほぐす処方
  • 目に関係する「肝」や「腎」の機能を整える処方
  • 血流・水分代謝を改善し、眼房水の流れを促す処方

漢方は対症療法ではなく、体質そのものに働きかける根本治療が可能です。


早期治療で、視力を守る

実際の治療では、患者さんの体質や眼圧の状態に応じて処方を組み合わせ、
眼圧の安定化や視野の維持・改善を目指します。

また、既存の点眼治療やレーザー治療と併用も可能で、
副作用の少ない補完医療として注目されています。


専門家にご相談ください

西漢方薬店では、緑内障を含む眼疾患に対するご相談を多数承っております
漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。

「視野が欠ける気がする」「検診で眼圧が高いと言われた」など、
気になることがあれば、ぜひ一度専門家にご相談ください。


オンライン相談も受付中です。お気軽にお問い合わせください。
あなたの目の健康を、漢方でしっかりとサポートいたします。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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