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咽喉頭異常感症の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「咽喉頭異常感症の漢方治療」を公開しました!
喉に何かが詰まったような違和感──「異常なし」と言われたその症状、実は…
「喉に何かが詰まっているような…でも病院では“異常なし”と言われた」
そんな原因不明の不快感に悩まされていませんか?
この症状、実は**咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)**という疾患の可能性があります。

咽喉頭異常感症とは?
咽喉頭異常感症とは、喉から胸にかけて詰まったような違和感や不快感を感じる症状のことです。
とくに30代~50代の女性に多く、次のような症状が見られます:
- 喉が詰まったような感覚
- 何かが引っかかっているような違和感
- 喉のザラザラ感
- 吐き気、胸やけ
- 唾を飲み込むときの違和感

最大の原因は「ストレス」
喉は東洋医学で「精神の通り道」とも言われ、心理的ストレスに非常に敏感な部位です。
この疾患では、ストレスや心の不調が原因で喉に違和感が現れることが多いのです。
そして困ったことに、病院で内視鏡やCT検査をしても異常が見つからないケースがほとんど。
「原因がわからない不安」がさらなるストレスとなり、
症状が悪化する悪循環に陥ってしまう方も少なくありません。

東洋医学では「気滞」として捉える
漢方ではこのような状態を「気滞(きたい)」、つまり気の流れが滞っている状態とみなします。
気の流れをスムーズにし、ストレスによる緊張を和らげることで、喉の違和感を解消していきます。
実際の治療例
当店の漢方相談では、以下のようなケースがありました:
- 気の巡りを良くする漢方薬を1ヶ月服用 → 喉の詰まり感が軽減
- 胃腸の不調を伴う場合 → 消化器を整える薬を併用し、体全体のバランスを調整
- 数ヶ月の服用で日常生活に支障が出ないほどに改善
漢方薬は体質や症状に応じて調整できるため、個別に最適な処方が可能です。

喉の違和感は「気のサイン」かもしれません
病院で異常が見つからないけれど、症状がつらい。
その違和感、体が「助けて」と発しているサインかもしれません。
漢方では、そうした**未病(病気になる前の状態)**をしっかりとケアすることができます。
📩 西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談を行っています。
喉の違和感、胸のつかえ、胃腸の不調──お気軽にご相談ください。
あなたの体質に合わせた、オーダーメイドの漢方をご提案します。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


