お知らせ
関節リウマチの漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「関節リウマチの漢方治療」を公開しました!
【朝の指のこわばり…それ、リウマチかもしれません】
漢方でできるリウマチの根本改善アプローチとは?
朝起きたとき、指がこわばって動かしにくいと感じたことはありませんか?
それはもしかすると、「関節リウマチ」の初期サインかもしれません。
リウマチは自己免疫の異常によって起こる病気で、20〜40代の女性に多いことが特徴です。
全国に約50万人の患者さんがいるとされ、早期発見・早期治療がとても大切です。

リウマチとは?
― 自分の体が自分を攻撃してしまう病気
本来、外敵から体を守るはずの免疫システムが、
なぜか自分の関節を敵とみなして攻撃してしまう。
それがリウマチの正体です。
主な症状:
- 朝の関節のこわばり(特に起床後1時間以上続くもの)
- 左右対称に起こる手や足の関節の腫れ・痛み
- 指の第2関節を中心に痛みが出やすい
- 慢性的な疲労感や微熱

放置するとどうなる?
― 関節の変形から、内臓合併症まで
リウマチを放っておくと、関節の軟骨や骨が破壊され、
変形や可動域の制限が進行してしまいます。
さらに病気が進むと、以下のような合併症も現れることがあります:
- リウマチ性心筋炎
- 肺の線維化
- 皮膚の結節
- 貧血や倦怠感

漢方から見たリウマチのアプローチ
― 急性期と慢性期で異なる処方を使い分け
西漢方薬店では、リウマチを「邪が関節にとどまり、気血の巡りを阻害する病態」と捉えます。
急性期(痛みや腫れが強い時期)
- 麻黄剤:体の余分な熱や湿を取り除く
- ヨクイニン剤:関節の腫れや滞りを緩和
慢性期(症状が落ち着いた後の管理)
- 免疫バランスを整える処方
- 気血を補い、腎や脾の機能を整える処方
このように、体質と病状のステージに合わせて、オーダーメイドの漢方治療を行います。

早期対応が、将来の関節を守るカギ
リウマチは進行性の病気ですが、
早期に発見し、体質に合った治療を行えば、進行を抑え、日常生活に支障なく過ごすことも可能です。
あなたの「こわばり」、見逃さないでください
もしも「これってリウマチかも?」と思ったら、
まずは一度、漢方の専門家による相談を受けてみませんか?
西漢方薬店では、オンラインでのご相談も承っております。
📩 お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


