お知らせ
腎臓疾患の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「腎臓疾患の漢方治療」を公開しました!
腎臓病は本当に治らないのか?漢方薬で改善する可能性
「医師からもう治らない」と告げられることの多い腎臓病ですが、漢方薬によって改善しているケースが数多く報告されています。

西漢方薬店のアプローチ
当店では、病院での検査数値を詳しく分析しながら治療にあたっています。特に注目するのは次の5つです。
- クレアチニン
- カリウム
- HbA1c
- 尿蛋白
- 尿潜血
GFRが60以下で蛋白尿が3か月以上続くと「慢性腎臓病」と診断され、30以下では透析が検討されます。

腎臓と糸球体の役割
腎臓には片方で100万個もの糸球体(毛細血管の塊)が存在し、血液をろ過する役割を担っています。
腎機能が低下すると糸球体の穴が緩み、本来は通さないはずのタンパク質や毒素が漏れ出してしまいます。

西洋医学と東洋医学の違い
- 西洋医学:腎機能は戻らない前提で、タンパク質やカリウムを制限する治療。
- 東洋医学:腎臓の回復を前提に、糸球体の再生に必要なタンパク質摂取を推奨。
合併症への注意
腎臓病患者が特に注意すべきなのは 心臓病と糖尿病 です。
- 心臓病 → 血流量の低下で腎機能悪化
- 糖尿病 → 高血糖による腎臓への負担

西漢方薬店での治療方針
- 腎臓の炎症を取る漢方薬を基本に処方
- 血流改善や糖尿病対策の漢方薬を組み合わせて使用
季節変動にも注意
腎臓病患者の数値が最も悪化するのは 年始の1月。
年末年始の食べ過ぎ・飲み過ぎと、寒さによる運動不足が血流を悪化させ、腎機能低下を招くためです。

👉 漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか、ぜひ専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


