お知らせ

便秘の漢方症例

2025.10.07

「西漢方薬店漢方チャンネル」に「便秘の漢方症例」を公開しました！

長年の頑固な便秘が、漢方治療によってわずか9ヶ月で大きく改善した驚きの症例をご紹介します。
物心ついた頃から便秘に悩み続けてきた41歳女性が、長年依存していたセンナ茶から卒業することができました。

高校生の頃からセンナ茶を飲み続け、便通を維持していたこの女性。
しかし、妊娠をきっかけに「できるだけ薬に頼らない体にしたい」との思いから、西漢方薬店にご相談くださいました。

漢方相談の結果、

服用14日目：早くも効果を実感。
1ヶ月目：自然に薬の量を減らせるようになり、便通リズムが安定。
患者様は「体が徐々に“飲まなくても出る体”になってきている」と変化を実感されました。

3ヶ月目：朝の服用を飛ばしても自然なお通じが得られるように。

しかし、5ヶ月目に一時停滞期が訪れます。
体質改善の漢方を中断したところ、再び便秘薬を減らすのが難しくなったのです。
この経験を通じて、根本治療としての体質改善の重要性が明確になりました。

7ヶ月目：体質改善の漢方薬を再開し、薬の量を半分に減量。
9ヶ月目：現在も順調に経過し、さらなる減薬に向けて治療を継続中です。

この症例は、単に「便を出す」ことを目的とするのではなく、
体質そのものを改善して自然な排便力を取り戻すことの大切さを示しています。

患者様からは、

「体質が少しずつ改善しているのを感じています」
という嬉しい声が寄せられています。

便秘治療では、「出す」だけでなく「作れる・出せる体」に導くことが、再発を防ぐ鍵となります。

長年の便秘に悩む方にとって、センナ茶や下剤への依存から抜け出すのは容易ではありません。
しかし、体質に合った漢方治療と生活改善によって、
薬に頼らない自然なリズムを取り戻すことは十分に可能です。

👉 漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか、ぜひ専門家にご相談ください。

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。