お知らせ
コロナ感染後の後遺症の漢方症例
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「コロナ感染後の後遺症の漢方症例」を公開しました!
コロナ後遺症による体力低下と食欲不振が漢方薬で劇的に改善 ― 74歳男性の症例
74歳男性がコロナ感染後に経験した深刻な後遺症を、漢方薬によって劇的に改善した実例をご紹介します。
この男性は発熱後から、咳と胸の痛み、そして食欲不振による体重減少に悩まされていました。
病院嫌いのため受診を拒否され、代わりに奥様が西漢方薬店へご相談に来られました。

病院受診を勧めつつ、患者の意向を尊重した漢方対応
初回の相談では、症状の重さから本来であれば病院受診を強く勧めるべき状況でした。
しかし、患者様が「病院には行きたくない」と固く拒まれたため、
体質に合わせた漢方薬によるサポートを決断しました。
処方したのは、「大病後の虚弱者や不眠に使用する漢方薬」です。
この選択が、結果的に非常に効果的な治療となりました。

わずか14日で見られた劇的な変化
服用開始からわずか14日後、奥様から驚きの報告がありました。
「元気が出てきて、咳も治まり、食事も摂れるようになった」とのことです。
体重も増加に転じ、表情にも明るさが戻ったといいます。
1ヶ月後には完全に元の健康状態に回復し、漢方薬の服用を終了できました。
普段は薬を一切受け付けない方でしたが、漢方薬は受け入れられたとのことで、
奥様からも「本当に助かりました」と感謝の言葉をいただきました。

症例から学べること
この症例は、コロナ後遺症による体力低下や食欲不振にも漢方薬が有効である可能性を示しています。
一方で、今回のように病院受診を拒否するケースでは、
患者様の意向を尊重しつつも、必要に応じて西洋医学との併用を検討する姿勢が大切です。
漢方薬は体質に合えば劇的な効果を発揮しますが、
重篤な疾患が疑われる場合には、医療機関での検査や診断を優先することが重要です。
まとめ
コロナ後遺症のように、
病院の薬では改善が難しい体力低下や倦怠感、食欲不振にも、
漢方薬が効果を発揮することがあります。
患者様の体質と状況に合わせて、
「無理なく回復を支える治療法」としての漢方が、今後ますます注目されるでしょう。
漢方薬は体質に合って、はじめて効果を発揮します。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか、漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


